和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

JAWBONE ERA は安心・安全のヘッドセット

先日一度ご紹介させていただいた、 JAWBONEのbluetoothヘッドセット:「JAWBONE ERA」。 しばらく使ってみましたので、結果をご報告します。

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「ヘッドセット」とはイヤホンとマイクを組み合わせた装置。 「bluetooth」は近距離無線通信の規格。 携帯電話とヘッドセットが無線(ワイヤレス)でつながり、 通話に加え、発呼(=電話をかける)着呼(=電話を受ける)等の 簡単な操作を実現するのが「bluetoothヘッドセット」です。

私は昔のノキアの巨大なヘッドセットにはじまり、 これまで決して少なくはない数のヘッドセットを使ってきました。 ヘッドセットは「小型化」・「装着性」・「音質」・「デザイン」・ 「待ち受け時間&通話時間」等のスペックで常に進化を続けています。

さて、このERAの特徴は「骨伝導マイク」と「ノイズアサシン」、 ふたつの機能を併せた強力なノイズキャンセリング能力です。 まず人の「ほほ骨」付近の振動を拾い上げ、話し手の音声として収集。 雑音や風切音を物理的に排除する仕組みです。 それと同時に、周囲の環境音を別のマイクで収録。 電気的に通話音声と環境音の差分を取る「ノイズアサシン」機能を 働かせ、快適な通話を可能にしています。

使ってみたところ、風切音の低減効果は満足のゆくもので、 屋外の会話での不快な要素を大幅に低減させてくれます。 また周囲の音をかなり排除しますので、雑踏の中であっても 双方がERAであれば、静かな部屋で話しているような感覚です。

写真のとおりコンパクト&スタイリッシュなデザインで ヘッドセット装着時にありがちな「痛いひと感」も少なめです。

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本体裏面には振動を拾うと思われる「ピックアップ」部と パワースイッチ、そして写真では分りづらいですが、 ピックアップの周囲はパワーONや充電状態を表示する 美しくリング状に光るLEDが仕込まれています。

私が気に入っているのは、 パワースイッチにスライドスイッチを採用しているところ。 こういった製品には「押しボタン長押しによる電源ON」の方式 が少なくありませんが、ヘッドセットのような咄嗟の操作を 要求されるものに、スライドスイッチは有り難いものです。 また、美しく光るLEDが伝えてくれる、パワー/同期/充電等 の分りやすいステータス表示にも好感。

聞きやすい・操作しやすい・分りやすいの各要素は そのままヘッドセット使用時の「安心と安全」に直結します。 いま本製品は自分のメインのヘッドセットとして活躍しています。

→ YouTube「Jawbone NoiseAssassin Demo