和田哲哉・LowPowerStation

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インク港北東急sc店に行ってきました

先日仕事の帰り、 オープンとなった「インク港北東急sc店」に行ってきました。

「インク」さんは静岡に2店舗(清水と富士)をかまえる文房具の専門店。豊富な品揃え&オーナーさんの洗練された感覚から生まれるお店作りにより、静岡エリアの文房具ファン達からの熱い支持を得ているという、噂のお店です。(「噂」と書いたのは、自分がまだ訪問していないから。ごめんなさい。)そのインクさんの関東エリア初進出、しかも拙宅にほど近い横浜エリアということで、期待しての訪問です!

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横浜市営地下鉄(ブルーライン)「センター南駅」。このエリアは隣接する「センター北駅」とセットとなり「港北ニュータウン」の中心地です。駅を降りてすぐの所にあるショッピングセンター「東急sc」の4階にインクさんの店舗があります。広い店舗フロアには国産の製品を中心にファイリング用品・ノート紙製品・手帳・筆記具・雑貨・革小物が見やすい配置で並んでいます。

どちらかと言うとファンシーな製品は抑え目になっていて、道具として使える製品はきっちりと種類をそろえ「頼れるお店」の印象です。どの製品ジャンルでも目的別にかなりの種類が「網羅されている」という言葉がぴったり。ひごろ多くの製品を目にしている私でさえも、ノート→ファイリング用品→はさみ・カッター→筆記具と、いちいち各売場で立ち止まり、時間をかけて見込んでしまうほどでした。

商品の陳列はしっかり整えられ、スタッフの皆さんの対応も気持ちの良いもの。フレンドリーなシステムの試し書きコーナーや充実した替芯売り場など、ユーザー目線に立った工夫も素晴らしい。文具王(高畑正幸さん)プロデュースの商品もあります。

そして大切な「プラスα」の部分。よくある文具のほかに、プラス数パーセントの目新しい物があるとお店の個性が一気に花開きます。(でもその部分の実現方法が難しい)...インク港北東急sc店では海外ブランドの消しゴム銘柄を豊富に取りそろえたり、都心の有名文具専門店ならスルーしそうな、手ごろな価格帯かつ実用的な海外ブランドのシャープペンシルを国産品の横に並べたりと、こまやかな配慮が各所に見えて、オーナーのセンスが光ります。

総じて、「本当はすごいことをしているのに、すごいと思わせないで実現している」。そのことがすごい。で、この日買ったのは下記の製品です。

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中央。ドイツ製の赤いメジャーが格好よくて、しかもリーズナブルな価格設定でうれしい。左は、これもまたドイツ製のケーブルホルダー。MT(マスキングテープ)のディスペンサーも。(これ、意外と売ってないお店が多い。)手前はファーバーカステルの、製図用なのにシースルー&レッドボディのシャープペンシルです。0.7mm。(芯径各種ありました)

最近では珍しく、定期的に通ってみたいお店と思いました。港北というロケーションはどうでしょう。成功してほしいと思います。

追伸: 画材やデザイン用品は少なかったかもしれません。こんどまた見てきます。