和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

「シンクエアロ」いよいよ出張へ

使用範囲広がる「シンクエアロ」

デュポン社・タイベック素材の超軽量ブリーフケース「ThinkAero(シンクエアロ)」。私の生活でも、活躍の範囲が広がってきました。これまでは自宅付近の小さな用事、あるいはノートパソコンを持ち出すことの無い数時間の近地出張など、使用場面は限定的でした。理由は「通常出張時の持ち物が多すぎる」からです。以前の記事のとおりの物量で、バッグを除く持ち物の総重量は5kgに及ぶことも。こうなるとシンクエアロでは無理で、革製のバッグに頼らざるを得ません。

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・「シンクエアロ・カーキ」

採用理由は「LCCへの搭乗」

ところが先日の国内遠地出張において急きょ「シンクエアロ」が抜擢となりました。理由はLCCへの搭乗です。私は国内遠地の場合、使い込んだRIMOWAのアタッシェといくつかのゴロゴロ(車輪付きトランク)を使い分けています。今回はLCCということで写真の一番小さいゴロゴロをと考えていました。

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その後LCCの規定を確認したところ「機内持ち込みは総重量7kgまで」(ちなみにJALは総重量10kgまで)。ゴロゴロのケース部分だけで4kgですから、持ち物は実質3kgに限定されてしまうことになります。ゴロゴロを持ち出のはためらいます。

そこで手荷物をふたつに分け、ノートパソコンと着替え類は革のショルダーバッグに。財布やスマートフォンなど頻繁に出し入れするものをシンクエアロにと振り分けしました。この時期はもう薄着なので状況によってシンクエアロのハンドルを肩に通すこともできるため、ふたつのバッグでも不自由は感じませんでした。

CAさんから質問が

ふたつに分かれれば当然ひとつずつの重量は軽くなるわけですから、機内収納スペースへの出し入れも簡単です。そしてなによりのトピックスは、収納を手伝ってくれたCAさんに「めずらしいバッグですね、素材は?」と質問されたこと。以前に五十音さんがやはりお手持ちのバッグについてCAさんに質問され、それを「珍しいバッグの判断基準」にされていると聞いていましたので、これは良い予感が!

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手持ちした風景はこのような感じです。(頑張ってモデルになりました。)   

追記(2021年3月29日):

このページの写真で使っていたシンクエアロの素材色「カーキ」は2017年までに廃番となりましたが、うれしいことに4年後のことし復刻となりました。初代カーキと復刻版とでは、素材の彩度や細部の仕様に若干の違いがあるため、信頼文具舗では「シンクエアロ・ブリーフ・カーキ2」と呼称しています。「カーキ2」も今回メーカーさんが仕込んだ素材限りとなりますので、早めの入手をおすすめします。