11月26日よりサービスが開始された「Scansnap Cloud」。セットアップさえ完了すればパソコンもスマートフォンも不要 。スキャンスナップ単体で書類をクラウドストレージにアップロードできるということで個人的に感激の状況です。
しかし、最初の最初。セットアップの段階で1時間ほどつまずいてしまいましたので、解決までの経緯をここにメモしておきます。使用環境はMacBook Airです。無線LAN設備はAirMacです。(他の環境でも参考になると思います。)
(写真)Scansnap CloudがアクティブになるとLEDが紫色に
1.おおまかなセットアップ手順
・App Store からアプリ「Scansnap Cloud」をダウンロード&インストール。
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・スキャンスナップとMacをUSBケーブルで接続。
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・スキャンスナップのフタを開ける(=電源オン)。
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・Scansnap Cloud のセットアップウィザードに従い、セットアップ開始。
2.発生したトラブル
セットアップ前半の「ネットワーク設定」でいきなりつまずきました。
スキャンスナップがMacBookと同じ無線LANに繋がらないのです。
3.チェックした項目
・スキャンスナップにUSBケーブルは接続されているか。
・iX500の場合、電源ケーブルも接続されているか。
・スキャンスナップのフタは開いている(=電源オン)か。
・スキャンスナップ背面の「Wi-Fiスイッチ」がONになっているか。
・無線LANのパスワードは合っているか。
・AirMac側の設定で「2.4GHzのみ」になっているか。
・ルーターはDHCP(IP自動付与)モードになっているか。
4.スキャンスナップ本体の確認
3番をクリアしてもなお接続出来ない場合には、スキャンスナップ本体の無線LAN設定が適切に行われていない可能性があります。
スキャンスナップのドライバーをインストールした際に同時にインストールされる「ScanSnap無線設定ツール」というユーティリティーを起動させ、この中の案内に従い、対象となるスキャンスナップ本体の無線LANの設定を行います。
5.自分の場合
自分の場合、iX500について、スキャンスナップ本体の無線LANの設定が実施されていませんでした。iX100はすぐに接続出来たので、それらの動作の差分で原因が特定出来ました。
4番の対処によってすぐにScansnap Cloud の「ネットワーク設定」の項を無事にパス。その後の項目も設定し、Scansnap Cloudが使えるようになりました。
5.補足
いよいよAirMacの設定を変更するとなると、AirMacユーティリティーを開いて最初にパスワードを聞かれ二度目の挫折を味わうことになると思います。そういう時はAirMac本体のリセットボタンを5秒以上押し、さっさとAirMacを初期化して、イチから設定やりなおしましょう。