和田哲哉・LowPowerStation

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(汚れ防止)D7200のアイピースをNEPS1で丸形に交換

カメラのファインダーを覗き込む部分に備わっている部品:「アイピース」。日本語ではたしか「接眼目当て」と呼んだような気が。その多くは少し柔らかいラバー系の部材で出来ていて、ファインダーに目を押し付けても目の周りが痛くならないようにする、あるいは周囲からファインダー部への光の入射を防ぐなどの役割を担っています。

 

・アイピースアダプター:ニコン NEPS1を購入
・丸形のアイピースに交換
・ファインダーの接眼窓の汚れ防止効果に期待

 

ところで、D7200を含めD7xxxシリーズのアイピースは四角形。D500やフルサイズシリーズは丸形ということで、見かけを変えるために丸形のアイピースに取り換えているという話題がどこかのブログに出ていました。でもそのブログの写真を見る限り、アイピースを丸形に換えたD7200はあまり格好良くない感じで、最初はそのままでゆこうと思っていたのですが、接眼窓がホコリや指紋で汚れやすいことが判明。丸形のアイピースにはガラスが備わったタイプも有るとのことで、ならばと交換をした次第です。

 

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アイピースアダプターNEPS1と丸形アイピースDK-17F

 

丸形アイピースを取り付けるのにはまず、NEPS1というアイピースアダプターが必要になります。この部品、ニコンの公式オンラインショップにしか売っていません。しかも注文はひとり2個まで。NEPS1は本来、カメラに防滴用カバーと取り付ける際、カバーの丸い穴と接眼部分とを仲介するための部品のようです。

そして曇り止めガラスを備えた丸形アイピースDK-17FをNEPS1に装着します。丸形アイピースには「ガラス無し」・「ガラスあり」そして今回の「フッ素加工付きガラスあり」の3種類があるようです。

 

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NEPS1+丸形アイピース(左) と D7200標準のアイピース(右)

 

D7200のアイピース部分の付け外しは簡単。さっそくセットしました。見かけはこのように大げさな感じに。NEPS1に付加されている猫のヒゲのような3本線も格好悪いです。いっぽう、D7200の接眼窓はもともと四角いので、そこに大きな丸形アイピースを取り付けても中の視野にそれほどの変化は感じられません。

 

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ニコンD7200に丸形アイピースをセットした様子

 

四角いアイピースの時には、アイピースのクッションが目の上の部分に直線状で幅広く触れるので目の周りの痛さは少なめだったのに対し、丸形は目の上に「点」で当たるので、痛さという点では私には改悪になっています。

また、NEPS1とD7200本体との接触部分にガタツキがあるらしく、アイピースに目を当てると「バキッ」とイヤな音を発したり。

でもD7200本体の接眼窓がガラスで保護されましたので掃除が簡単。安心です。これでしばらく使ってみようと思います。

 

追伸:

以上のとおり手間をかけて準備したアイピースですが、1ヶ月少々で屋外の撮影時に脱落し、行方不明になりました。ニコンデジタル一眼レフのアイピース脱落は結構各所で語られていますので、皆様もご注意ください。

 

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