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和田哲哉 -LowPowerStation-

ステーショナリープログラムと信頼文具舗を運営している和田哲哉のブログです。

ドローンやポケモンGoがかわいそう

良くも悪くもSNSの時代、でしょうか。  

  

ドローンやポケモンGoなどで一部のユーザーのマナーが悪いと、短期間のうちに批判が集中し、あっというまに使える場所が狭められ、新しい仕組みがサッサとどこかに追いやられています。  

  

思えば私の世代には昔、これらに匹敵する「大きな変革」がありました。ソニーの「ウォークマン」の登場です。  

  

当時は青やオレンジのスポンジ(音漏れの激しいオープンエアタイプのヘッドフォン)を付けた人達が街や電車内に一気に溢れました。  

  

これらの人々の一部は、耳からチャカチャカと音を立てたり時々ヘッドフォンを付けていることを忘れ大声で喋ったりします。音楽に興味の無い人にとって、この突然の変化は不気味に映ったことでしょう。私もヘッドホンをしているというだけで意味もなく電車内で絡まれたことがあります。  

  

現代になりウォークマンはスマホやiPhoneに変わりましたが、ヘッドフォンで音楽を聴く人はあまり減ってはいないはず。でも電車内でチャカチャカ音を立てたり大声を出す人はほとんど居ません。時が経ちヘッドホンも人々の使い方も「進化」したのです。  

  

社会は革新的な製品や新しいシステムを急には受けとめることはできません。そのすり合わせをするために、とても多くの時間を必要とするのです。  

  

しかし現代のSNSは、そういった「時が解決してくれる」ことを待ってはくれません。国や自治体、各レベルのコミュニティは自分たちが責任を負いたくないという理由からなのか、SNSや住民などからの一部の動きに過敏に反応して、しばしば「制限」という安易な方策で解決を図ろうとします。

  

こうした傾向に打ち勝つのに、誰がどのようにしたら良いのか、これもまたSNSの力に期待するのが、次なる革新が出てくる前により高いレベルでのディスカッションの機会が生まれて欲しいと願うところです。