和田哲哉 -LowPowerStation-

ステーショナリープログラムと信頼文具舗を運営している和田哲哉のブログです。

宗教上の理由(?)でニコンを使っています

ニコンのD7200。もうじき購入から1年半に近づいています。でも撮影をする時間がなかなか取れないので、やっと手に馴染んできたかなという感じです。タイトルに深い意味は無いです。タイトルを見直して、どうやってこれを受けとめるか考えながら買いています。

  

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Nikon D7200 (iPhoneで撮影)

  

このところ各社から「良い」…と言うか「凄い」カメラが次々に登場し、ニコンもD5やD500の評価が高いものの、(相対的に)「ニコンどうなの?」という心配の声を耳にする状況です。

自分はフォトグラファーでもカメラ評論家でもないので深入りできませんが、ニコンの今後出るであろうミラーレス機については気になるところです。カメラは海外市場が大切なので、そのバランスの中で決まってゆくのでしょうけれど。  

  

私が一眼レフでニコンを使っているのには、なんとなくの理由があります。本当になんとなく、です。まず最初に撮影用として手にしたのが父から受け取ったニコンのFだったこと。これでレンズの取り回しとかニコンのものが手に馴染んでしまいました。(ただしこのFのおかげで「今後はもう、重いカメラは持ちたくない」と決めたのでもありますが。)

一時期、他の3社のフィルムカメラも使いました。しかし不幸にも、いずれのカメラもなんらかの問題が発生しました。本体の不出来だったりサービス体制のガッカリだったり。それらは運が悪いというような程度を超えていました。カメラ雑誌での評価は高かったのに。

書くのが恥ずかしいのですが、サポートとの電話を切ってそのままカメラをゴミ箱に投げ込んだこともあります。20年前のお話。そこはいまでは立派なカメラメーカーになっていますが。クレーマーではない、真摯に説明しているユーザーの真意を受け止めることが出来ないサポートの体質は、もうどうしようもないものだと当時思いました。そういうことがあるたびにニコンはちゃんとしたカメラメーカーなんだと実感したのです。ちなみに当時、ニコンでお世話になったのは新宿のサービスセンターでした。ニコンのカメラを使っていて困ったり腹が立ったことはあまり無いのです。あっ、グリップのベタベタ問題は別として。苦笑。 

・・・と、自分語り全開ですね。でも昔の経験を今も引きずっている(であろう)人って少なくないと思います。私のような個人ブロガーではなく評論家やライターのかたでさえも「これは企業への私怨があるだろう」と思わせる言い回しを見かけますから。  

  

ただ、私がニコンの全てに満足というわけではありません。ニコンのカメラは大体が格好悪いのです。(※個人的見解です。)これまでカッコいいと思った機種って、Fのアイレベルファインダー付きか、FE/FMくらいかな。「ジウジアーロが」なんて言われはじめて以降現在に至るまで、ピンと来るものは無かったです。(ただデザインのバラつきは少ないので、明確なデザインのガイドラインがあるのでしょう。)

私以外でもデザインの良さを重視して、例えばキヤノンの製品を選んでいる人、とても多いのではないでしょうか。キヤノンの製品を使う人の多くがその製品のデザインについて言及していますから。と言うことで、ひごろ製品の格好についてうるさい自分がニコンについてはその「基準」を緩くしていることになります。   

  

ニコン一眼レフのデザインについてあえて苦言を言うならば、機種毎にヒエラルキーを作ろうとしているところが嫌かな。一番高い機種が崇高で上質で、それより安い機種は各々、ひとつ上を超えられないようにと順位を付けているように感じます。高性能で高機能モデルもベーシックなモデルもそれぞれに魅力的であって欲しいのに。「いつかはD5」・「いつかはD500」みたいな仕込みになっているのは良くないですし、古い考えです。D5のユーザーであっても最廉価のD3400を手元に置きたくなるような、そういうデザイン・アプローチをしても良いのではないかと思っています。  

  

製品のディテールについて不満はあまり無いです。各部の操作感とか、本体液晶やファインダー内の文字の大きさとか、各所蓋類の開け閉めとか。かなり安いコンパクトカメラにも満足をしていました。

高いのは買えませんが、中級機からコンパクトまで、格好は少々悪いけど製品の一連の撮影についてとサポート等に不満が少ないのは、ニコンにちゃんと継承されている何かがあるからなのかなと思っています。つまり自分は、そのよくわからない部分に寄り添って使っているということで、もはや宗教みたいなものかと。

ユーザーって(本当は人間の集合体である)企業に対し、ついつい人格やキャラクターのようなものを重ねて見てしまうものですよね。ソニーに「ソニータイマーが」とか皆さん言っているじゃないですか。ニコンには「オシャレとは言いがたいけれど、いつも変わらないし、こちらが説明すればちゃんと面倒を見てくれる人」な印象があります。

ただ、近ごろは会社の体制に小さくはない変化が出ているようで、これまでの「よく分からないけど継承されてきた良いところ」が霧散してしまわないか、心配をしています。  

  

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Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 ボディ

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