和田哲哉 -LowPowerStation-

ステーショナリープログラムと信頼文具舗を運営している和田哲哉のブログです。

夏休みの工作・防犯カメラ用の防水ケース

防犯カメラ用の防水ケースを作りました。  

「防水仕様」という防犯カメラを購入したのに、防水なのはカメラ部だけで肝心のカメラ・コントロール部は水には無防備だったということで、今回相談を受けました。仕事では無いためササッと急ぎ作りです。  

  

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今回の材料。ケースは秋葉原で調達したという物を預かりました。

  

さすがにいきなり作るのは不安なので、マルマンのニーモシネA4でプランを描いてみました。設計図というほどのものではありません。このあと、このプランにはいくつかの修正が入ります。筆記具はパイロットのフリクション・ボールえんぴつです。  

  

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マルマンのニーモシネA4でプランニング  

  

このケース。もともと電気設備&電子工作向けというだけあって、ネジ穴やネジ穴用の台座が適宜備わっていて作業が捗ります。あとで調べてみたところ「(株)タカチ電機工業」のもので、制御機器向け部材の有名メーカーでした。どうりで良く出来ているわけです。

まずはカメラ・コントロール部をセットするベース部分を仮組み。簡便な工作とメンテナンス性を考え、コントロール部はマジックテープ(3Mの強力タイプ)を使ってベース部分に固定します。  

  

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カメラ・コントロール部を固定するベース部分を仮組み  

  

コントロール部の下部には巨大なアンテナが付くため、その穴を開けます。このケース、樹脂の素材選定もなかなかで、ドリルで下穴を開けたあと、リーマーでサクサクと穴を広げることが出来ました。おかげで仕事が早いはやい。  

  

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リーマーでサクサクと穴を開けます  

  

アンテナをセットしました。コントロール部以外の空間は余分なカメラケーブルと電源ケーブルを収めるスペースになります。  

  

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カタチになってきました。

  

カメラ・コントロール部からの発熱量が大きそうなので、ケースにアルミのパイプ2本を貫通させてみることに。後日、コントロール部の背面とパイプとを放熱板で接触させ冷却を試みてみます。

パイプの上端をケースから突出させたのは、外気が通過した際のパイプ内空気の吸い出し効果を期待したもの。パイプと穴とのスキマはこのあとシリコンで封止します。

ボックス背面には壁面固定用のアンカーとマジックテープを取り付け。  

  

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冷却用のパイプ2本を追加  

  

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現地に設置したボックス。  

  

ケースがあまりに良く出来ていたため本作業は2時間もかかりませんでした。さっそく現地に設置。余分なケーブルを収められるサイズも、アンテナの収まりも、設置風景もまあまあです。蓋を閉じるバックルに標準でスマートな鍵が備わっている点も良いです。

・・・うまく稼働しますように。

  

  

今回の防犯カメラは特殊な仕様でしたが、下記はプラネックス・コミュニケーション社による簡単に設置が可能な防雨タイプのネットワーク・カメラです。無線ルーター側の環境を整えれば安定して稼働します。