和田哲哉・LowPowerStation

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Petzl e+lite E02P4 /ペツル イーライト 2017年モデル

ペツル イーライトの2017年モデルです。

昨年購入し、肌身離さず持ち歩いているイーライト。
新型をiPod Styleの戸津さんに教えて頂き、購入しました。

・頻繁にマイナーチェンジされる e+lite
・今回は大幅な照度アップ。電池持続時間は激減
・頭に固定するのはラバーバンド方式に

  

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PETZL e+lite E02P4  

  

昨年買ったのが「E02P3」、今回の名称は「E02P4」です。
並べてみると結構、仕様変更があります。

  

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左:E02P3 / 右:E02P4  

  

まず白色LEDが3個→1個に。赤色は1個と変化なし。しかし、白/赤いずれもフラットな透明バリアーの下にLEDチップが直接配置された形になっています。

発光パターンに変更は無し。「ロック→オフ→白色弱→白色強→白色フラッシュ→赤色フラッシュ→赤色点灯→オフ」のスイッチの並びもそのまま。個体差もあると思うのですが、私のP4はP3よりもスイッチのスライドが渋めでした。

頭にe+liteを固定する方式が「伸縮式の細ヒモ」から「平らなラバーバンド」に変更。ラバーバンドのストッパーには「笛(ふえ)」が備わっています。なおこのラバーバンド+笛方式はE02P3以前のモデルには有ったとのことです。同様に専用の防水ケースもE02P4で復活したそうです。

  

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E02P3 は(本体内に巻き取り器があって)伸縮する細ヒモで固定する方式  

  

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E02P4 は平らなラバーバンド+「笛」付きのストッパーで固定

  

頭に付けた時の安定度は平らなラバーバンドのほうが上ですが、使わない時に細ヒモが完全に本体内に巻き取られコンパクトになるE02P3のほうが便利です。あと、どちらかと言うと、夜間の歩行時にクルマに接触されないようにと腕に巻いて固定する場合が多いので、そういった意味でもE02P3(これまでのモデル)のほうがうれしいです。

両者とも1mの防滴・防水対応になっているようです。ここ大事。

  

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照度や配光、配色は新型のほうが格段に上です。いままでは3個のLEDで照らしていたため、白壁に照射すると色むらが目立ちます。新型は1個LEDかつ照度が高く、色ムラの少ない、白く明るい光で広範囲をフラットに照らします。e+liteシリーズはこの手のヘッドライトの中では非常用の簡易モデルなのですが、新型のE02P4では、このまま普通のキャンプや付近の歩行程度なら充分な性能です。

  

ただし、電池の持ちは新型のほうが悪くなっています。

・E02P3:26ルーメンで55時間
・E02P4:50ルーメンで9時間/15ルーメンで12時間

予備電池(CR2032を2枚)を持てば大丈夫という意見もありますが、非常用を考えれば長時間点灯がベストという意見もあり、それぞれ使い分けが発生しそうです。

  

最後にかっこいいパッケージのお写真を。

  

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こちらは今回私が入手した2017年モデルです。(あいにくAmazonでは旧モデルは完売でした)ペツル製品はAmazonでは並行輸入品も出ているので注文の際には取り扱い業者をよく確認してください。

Petzl ペツル e+LITE イーライト 2017 最新モデル

Petzl ペツル e+LITE イーライト 2017 最新モデル

 

同じくペツルで気になっているのは「ジプカ」というモデルです。これはストラップが紐タイプ&収納式。サイズは大きいものの300ルーメン(!)。乾電池と充電池(別売)の両用タイプなのもポイント。

ペツル以外ではオーストラリアのKNOG(ノグ)というブランドの製品もスタイリッシュ。

    

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