和田哲哉 -LowPowerStation-

ステーショナリープログラムと信頼文具舗を運営している和田哲哉のブログです。

Scoth 透明梱包用テープ「手でまっすぐ切れるテープ」

とある展示会。3Mさんのブースで雑談していたところ、「これ使ってみて!」と梱包用テープを頂きました。「Scotch 透明梱包用テープ『手でまっすぐ切れるテープ』」です。

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Scotch 透明梱包用テープ「手でまっすぐ切れるテープ」

本製品、以前から有ることは知っていました。日本での登場は2013年頃のようです。一見よくある透明なポリプロピレン製の梱包用テープですが、その名のとおり、ハサミを使わなくても手で簡単にテープを「千切る」ことができます。しかもテープの長手方向に対しほぼ垂直に。いい加減に千切っても、また、意地悪にわざと斜め方向にチカラをいれても斜めに切れることはありません。

いったいどうなっているのか。テープの両側の端を拡大鏡で見ると、普通のテープに比べて直線的ではなくモヤモヤして見えます。また千切る時、まれに極めて細い糸くずが飛び出してくるので、テープの幅方向になにか繊維質の加工がされているのかもしれません。細かいことはいずれ3Mさんにお聞きしてみたいと思います。

で、実用度や使い心地については、「素晴らしい!」と叫んでしまいたいものでした。

  

ご存じのとおり、信頼文具舗では毎日、商品発送用の梱包作業をしています。普通のポリプロピレン製のテープを正確にカットするのには切れ味の鋭いハサミが必要で、ウチではフィスカースの一般用途ハサミが手放せません。でも、Scotchのこのテープならハサミを全く使わずにサクサクと箱を組み上げることが出来ました。

ちかごろはヤフオクやメルカリ等のために一般の家庭でも梱包作業は多いと思います。小さなお子さんがいるところで鋭利なハサミは使いたくないもの。このテープなら安心です。

  

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粘着力は充分。テープへの重ね貼りでも強力粘着。

パリッと薄い(0.06mm)テープながら粘着力は実用充分。心配な「ポリプロピレンテープへの重ね貼り」では、びっくりするくらいに強い粘着力を発揮したので、これも大丈夫そう。

ちなみにウチでは通常、0.07mm厚のテープを使っています。書籍やノート、米や穀物などの重量物ですと0.06mmは厳しいですが、衣料品や菓子類、あるいは筆記具程度の重量の梱包には問題無いでしょう。

うれしいのは、千切ったあとにテープの端がリールに貼り付こうとしないこと。千切る際に指でテープにクセを付けておけば、比較的長い時間そのクセが維持されるので、次回にすぐテープの端をつまみあげることができます。ハサミでカットすると、このクセを確実に付けるのが結構な手間で、私はわざわざ「折り返し」を作っています。

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手で千切るためテープの端にクセを付けやすく、それがちゃんと維持されている。

コストはどうでしょう。ざっくりオンラインで探すと、本製品は1巻売りが標準のようです。同等のテープ厚のものは3巻以上のお徳用パックが多く、しかも1巻あたりの長さも長めです。単位長さあたりのコストは倍以上になりました。

宅急便60cmサイズの梱包でのコストに換算すると3円60銭か7円50銭かの違いです。100個箱を作るとテープ代は360円か750円かの違い。しかし作業時間を測ってみたところ、1箱に20秒対28秒(「ハサミを探して手にする+1回分には折り返しを作る」時間を含む)もの差が出たので、100箱作って800秒の差。工数にして333円の違いですから、両者の差はだいぶ縮まることがわかりました。

(わお!)

さっそくウチでの軽量物品の梱包にテスト的に導入したいと思います。

  

 追記:

・さきほど教えて頂きました→「ハサミの刃のベタ付きからも解放される!」

・また、大人数で箱を組み立てる時に「人数分のハサミを用意しなくても良い」というメリットも考えられます。

・透明度が高く、フィルムが薄いので本の補修にも使えるとのことです。

  

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3M スコッチ 手でまっすぐ切れるテープ 48mm×35m 3842K

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