和田哲哉 -LowPowerStation-

文房具ジャーナリスト・ステーショナリープログラム運営 / 和田哲哉のブログです

masawadaアドベントカレンダー2018「後頭部、再び」

この記事は「masawada Advent Calender 2018」の9日目の記事です。
昨日は id:papix さんでした。

adventar.org

  

時が経つのは早いもので id:masawada さんのアドベントカレンダーへの参加は2013年以来5年ぶりとなります。おかげさまで当時の記事には多くのアクセスを頂きました。

blog.sprg.jp

さすがに親が顔を出すのはキツかろうと思い以降は遠慮していたところ、本人から先週「書きませんか?」との誘いがSlack経由で来たので、笑顔で参加することにしました。

  

それで、せっかくなので今回も(いまや世の中では定評があるらしい)masawadaさんの後頭部を話題にしようと思ったのですが、パソコンから後頭部の写真を探すのに2時間もかかってしまいました。まずは「側頭部」の写真から。

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masawadaさん3歳。はじめてのMacの様子

この写真は以前にもどこかで公開しているかもしれません。2013年の記事のとおり「3歳で人間が出来上がっていた」masawadaさんに、私が当時サブ機として居間に置いていた「Apple Macintosh LC」を使わせてみた様子です。

だいたい1996年ごろですから自宅にはインターネットは開通しておらず、私が作ったHyperCardの「スタック(カードをリンクさせて作ったコンテンツみたいなもの)」で遊んでもらっているところです。マウスで数字をクリックすると、数字の回数だけ犬の鳴き声がする、そんなものです。

こんなことをやらせては「将来パソコンで困らないように」と願う親だったわけですが、まさか二十年経ってMacを使ってプログラミングの仕事をする大人になるとは想像もつきませんでした。

  

ちなみにこのLCはAppleが一般ユーザー向けに「極めて安価でカラーの画面を提供」した初めてのシリーズで、当時の本体+モニタ+キーボード一式の価格は実売37万円。その後LCをLC3にするアップグレードサービス(7万円)を使って回路基板をそっくり換装した製品です。そんな大枚をはたいたのにHyperCardと(Webではない)パソコン通信(NiftyServe)くらいにしか使っていませんでした。

  

masawadaさんの話題に戻ります。親が言うと変ですが幼少masawadaさんのすごかったと思うところは、何と言ったらいいのか「脳の開放度が高い」点にありました。「情報に対する認識速度が早い」のもさることながら「子供だからここまで」といった制限を自分に掛けたりしませんし、「興味ある事の次へのステップは即実行する」などが挙げられます。

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ピアノに没入中のmasawadaさん(たぶん高校生)

たとえば音楽のジャンルには垣根を設けず、小さい頃から普通にクラシックを聴きまくっていましたし、初期に多少教室には通っていたものの、いつのまにか難解な楽譜を直読してピアノ弾いていたり、ピアノと合奏できる楽器はバイオリンしか無いと言い出してバイオリンを始めたり。

読書のペースも半端ではなくて、あっという間に部屋が本で埋まりました。読解力や文章作成能力って、たしかプログラミングのセンスに直結しますよね。いまの仕事にも生かされているのかな。

印象的だったのはクレジットカードや電子マネーに対する興味です。いかに早い時点でクレジットカードを正規な手段で取得できるかを画策し、高校生でVISAカードを手にしていたと思います。その後もSUICAやPASMO、おサイフケータイ、ApplePayなど次々に調べつくし…。「電マネのマサ」と呼びたいくらいです。最近では私も熱く説得され、Kyashのリアルカードが本日無事に郵送されてきました。

  

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バイオリンと格闘中のmasawadaさん(中学生くらい)

一瞬で動画や画像や音に含まれる情報(画像、音響、音声、音程、文字情報)を読み取ってしまうのにも長けていました。脳が瞬間的に大量の情報を受け入れることが出来たようです。一緒にテレビを観ていて、私がササッとザッピング(=チャンネルを次々に変えて渡り歩く)をしている一瞬から番組の内容を読み取ってしまいます。自分も相当な「ザッパー(造語)」のつもりでいましたが上には上がいるものだとびっくり。

同時に大量の情報をキャッチできるため「脳が飽和しにくい」ようで、イライラしたりテンパったりした様子を見せることは稀です。冷静なのです。自動車免許を(本当に)取得直後なのに、自宅から東名高速道路を経由した修禅寺までの片道120km近いルートを難なく上手に運転してみせたのには舌を巻きました。

  

でも「二十歳過ぎれば只の人」というコトワザがありますし、そんな能力も下降傾向にあるかもしれません。誰でもそうですが、これからは自分との戦いになるのではと思います。ひとつ、頑張ってください。

  

引っ張ってすみません。やっと見つかった「後頭部」は、おそらく小学6年生。猛チャージで受験勉強中のmasawadaさんです。

  

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机は散らかっているがノートはキレイな様子

  

この写真を見ますと、定評の理由が分かる気がします。…むかし「男は背中で語る」なんていう言葉がありましたけれど、「masawada は後頭部で語る」みたいな。

  

ありがとうございました。みなさん、楽しいクリスマスを!

  

(明日は id:whywaita さんです。)