和田哲哉・LowPowerStation

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リビングでコーヒー豆焙煎の練習

リビングルームで種から育ち、7年目にして実を付けたコーヒーの実。その豆、七十数粒を慎重に収穫し、ただいま天日干しの真っ最中です。

  

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天日干し継続中の「リビングコーヒー」

天日干しが終わったら当然、焙煎の「工程」が待っています。でもこんなに少ない量ではコーヒーの豆屋さんに焙煎をお願いできません。

そこで先日の「和田カフェ」でお世話になったコーヒーの師匠に相談。誰でも自宅で少量焙煎が出来る器具「煎り上手」なるものを教えてもらいました。Amazonにあったので注文。

  

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「発明工房・煎り上手」

オールアルミで軽量。各所しっかりとした作りの本製品。期待できそうです。先生によりますと「生豆(きまめ)を適量入れ、コンロの上で左右扇状に振るだけで中の豆がうまい具合に裏返り、キレイに焙煎が出来る」とのこと。

  

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底面の凸部で豆が裏返る仕組み

製品の底部を見ると凸状になっています。ここで豆が裏返るわけですね。アルミは熱伝導が良いので焼きムラの発生を防ぐ効果もありそうです。

次は練習用の生豆の入手です。これもAmazonにあって、だいたいが千円前半で安い。と思ってよく見たら、それらほとんどが1キロパックの値段です。安いのはいいけれど1キロも練習しないよ。

画面をスクロールさせて見つけたのが、この「お試し100グラムセット」。300グラムならちょうど良さそう。

  

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練習用の生豆(きまめ)も到着

仕事が立て込んでいる3連休の2日目でしたが、お昼ご飯を終えてささっと焙煎の練習に挑戦。豆は30グラム。ガスコンロを少し強めの中火に設定し「煎り上手」を火にかざします。

豆の様子が見えないので中を懐中電灯で照らしながらの焙煎。開始4分。まだまだこれからと思っていたところ、急に豆がパチパチ鳴り始めます。「ん?」と思っていたら、中の豆がみるみる濃い色に。これはまずいと思い、コンロの火を消します。

以降は火の無い状態で「煎り上手」を左右に振りますが、アルミに蓄えられた余熱だけで豆は盛んにパチパチ鳴っているし、色はさらに濃くなる始末。

あわててお皿の上に豆を出しました。深入り、と言うよりは焦げ焦げな感じに出来上がってしまいました。しかも豆毎の色ムラもけっこうあり。お皿の猫たちもビックリしています。

  

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焙煎練習成果結果その1(深入り、いや焦げた)

作った以上は試飲を。・・・うーん、やっぱり焦げっぽい。でもミルクを入れたら美味しく飲めます。いやいや、それはつまり失敗ということです。

  

失敗の最大の原因は「煎り上手」を炎に近づけ過ぎたこと。その後、焙煎2回目は腰が引けて火力を充分に与えられず超浅煎り&酸味系なコーヒーに。3回目はようやくイメージしていた感じに仕上がりましたが、まだ色ムラは大きめです。豆の投入量、火力、火との距離、振り具合、時間ごとの加熱変化…調整すべきパラメーターは多そう。(でも「煎り上手」は楽しいです)

  

本日はこれまで。果たして「リビングコーヒー」は無事に焙煎できるのでしょうか。

  

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