和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

御礼・イベント:「桜とカレーと重博と」

2014年4月6日。 東京都中野区沼袋の「シルクラブ」にて、 イベント:「桜とカレーと重博と」が開催されました。

1日だけの催事でしたが、多くのお客様にご来場をいただきました。ありがとうございました。    会場では、銀座五十音(筆記具・ビンテージ),信頼文具舗(文房具),はとちゃん(画家)が出店。T教授,クーフーリンさんからのバザー品ご提供も。写真は五十音・バザーの様子。じゅうたんに筆記具や文房具が隙間なく並び、ほんとうに楽しい風景。

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RICOH"THETA"での会場風景は こちら (遠藤さん撮影)

シルクラブを創設された西村重博氏(故人)が平成11年に開催したというカレーパーティーにちなみ、東京カレーニュース様によるスペシャル・カレー2種『スリランカ風キーマカレー」・「タイ風グリーンカレー」もお楽しみいただきました。(美味しかった!)

このイベント。もともとは、この4月末ごろにリニューアルオープンする予定の五十音(「銀座ペンシルミュジアム」内のミュージアムショップとして開店)を周囲の者で応援するのが目的でした。設計~工事の事情から3ヶ月以上もお店がクローズしたままの五十音さんにお店の「勘」を取り戻してもらおうという感じ? はたして、多くのお客様にご来訪を頂き、当初の目的は達成されたご様子です。よかったです!

そして東京カレーニュース(遠藤さん、佐藤さん)の鮮やかなお仕事に感激。美味しいカレーはもちろんのこと、会場にてカレーについての解説もして頂きました。私は今後も東京カレーニュース様の活動を追いかけてみたいと思います。

ご来場者様にとっては、タイトルからして不思議、会場に来ても不思議なイベントだったかもしれません。じつは開催サイドとしても、時と場所と人をつなぐものの、どんな成果が出るか分からない実験的な取り組みでした。けれども、文具なお客様にとりましては文具以外の何かに、文具じゃない皆様には文具の魅力の一端に、それぞれ接して頂ける機会を作れたのではないかと思います。また会場では思いもよらぬ出会いも沢山ありました。そしてまさにこれらが、これまで私達がやりたくても実現できないでいた領域なのです。

こうしたいくつもの望みをかなえてくれる貴重な空間とお時間を遺してくださった、故・西村重博氏に心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。