和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

シンクエアロ、私の活用例

好評「シンクエアロ」

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「ThinkingPowerNotebook」販売元の「リュウド株式会社」が送り出した超軽量ブリーフケース:「ThinkAero(シンクエアロ)」。

デュポン社の素材:「タイベック」によって実現した200グラムを切る重量。丈夫で水に強く、筆入れを買うような感覚で手に入れられる価格などから、昨年秋の発売以来人気が続いている商品です。製品色はオリジナルの「ホワイト」に加え、日本茶のようなサラリとしたトーンの「カーキ」や、オーソドックスな「シャインブラック」といった数量限定色も加わっています。

シンクエアロを使うポイントは?

シンクエアロを使うポイントはズバリ、かばん総重量のコントロールです。シンクエアロを導入するだけで総重量を大幅に削減できるはずですが、中にあまり多くの物を詰め込み過ぎますと、さすがにシンクエアロ自体の強度の限界が表面化して使い心地が悪くなってしまいます。ひごろ多くの荷物を持って移動しているかたにはサブのバッグとしての運用と捉え、シンクエアロに相応しい携行品を構成したいところです。

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上の写真は私がメインに使っている米国ブランドのバッグです。これもバッグの中では異例の軽量で、通常はバッグ重量に1.2kgくらいは取られてしまうところ、本品は680グラム。軽量ですが使うごとに色つやに深みが出てくるソフトな本革素材と取り回しの良いコンパクトなサイズなど、なかなか優秀です。

ここに近地出張でしたら下の写真のような用品を詰め込んでいます。これらだけでも多いのですが、さらにMacBookとA4サイズのノート(マルマンのニーモシネ)が加わります。総重量は5.5キログラム(!)でした。

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まずは「ノートパソコンを持ち歩かない」から。

さてシンクエアロ。良くできたブリーフケースですが、まずは重量のかさばるノートパソコンと言われる物を収容しないのがよさそうです。ノートパソコンに代わる、タブレットあるいはスマートフォンを基幹にして、あとはお財布やノートなど、必要最小限の物をセットしてゆきます。実現イメージを以下に示してみました。

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私の場合はBlackBerryPassportを基幹に。モバイルバッテリーは重量65%減のものを。ヘッドフォンも70%減のタイプです。シンクエアロの型くずれを防ぐため、紙製のファイルをひとつ中にセットしています。ノートパソコンに付随するACアダプターや電源周りの小物を持ち歩かなくなるのも大幅な重量減に貢献します。フラッシュライトもカット。結果、総重量1.8キログラム。重量比で通常バッグの1/3となりました。

収納部の容積は充分

シンクエアロ。超軽量とは言え、見かけは一般的なブリーフケースですから、容積は充分あります。ひとまず控えめな持ち物でお出かけ。出先で書類や小物が増えてもシンクエアロの中に放り込むことができます。その際、バッグが膨らんで見た目は悪くなるものの、タイベック自体は丈夫な素材ですので安心です。

最近は盗難防止の観点から電車の網棚を使うことも少なくなりました。手持ちでの圧倒的な軽さを実感できるシンクエアロ。中にどのような物をセットするか、皆さんも試行錯誤してみてください。

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