和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

バリアフリー関連・自宅に手すりを設置しました

自宅と事務所の各所に手すりを設置しました。自宅はバリアフリーに配慮した設計になっていたのですが、父母の足腰が弱まってくると配慮してもなお足りない部分が出てきます。昼間なら心配の無い廊下でも寝ぼけて歩く夜間には何か補助が欲しいということもあります。今回は父母の生活エリアを中心に手を加えました。

手すりの設置と言っても簡単な形状のものであれば、ホームセンターに品質の高い既製品も自作用の部材も揃っています。4箇所を既製品、1箇所を自作としました。既製品で一番好評だったのは、この極めて短い手すりです。

  

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とても短い「手すり」

玄関から廊下に上がる、たった1段のステップでも父母にはツライようです。あるとき観察していると、下駄箱の小さな取っ手(写真左側)をつまんで玄関を上がっていることに気がつきました。それならばと、この短い手すりを設置。ステップから遠い柱や壁面ではなく、下駄箱の側面に強引に固定しました。「つまむ」から「にぎる」に変わったことによる安心感は絶大です。この短いヤツは今後も各所に活用できそう。

  

自作の手すりはトイレに設置しました。この部屋の壁面が「石膏ボード+クロス」で、しかも壁の内部の構造材の位置が変則的だったのです。そこで、手すり用として販売されている2メートルほどの丸棒をカットし、支持金具とエンドパーツを組み合わせて「片持ち式」に。

  

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「片持ち式」の手すりを設置

手すりの高さをベストな位置に微調整するが必要があり、ウォシュレットのコントローラーは上方に移設しました。直径32mmの丸棒は結構丈夫なので、片持ちでも問題は無さそうです。丸棒の切断から設置まで1時間かからず。あっという間でした。

  

自分で付けてしまおうと思ったのは、以前別の工作の時に買った電動ドライバーがあったからです。これとキリとドリル刃(2mmと3mmの2本)があれば下穴空けから木ネジの締めつけまで全て出来ます。たった6千円台のドライバーですが十分使えました。電動工具、楽しい。

  

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キリと電動ドライバーとドリル刃

電動ドライバーは「ブラック&デッカー」の下から2番目位のものです。ドライバーの回転数は微調整可能な変速式ですし、この機種に付いている「インパクト」という機能(=ネジの締めつけの最終段階で大きめなトルクのオン/オフを断続的に加えてくれる機能)に助けられました。長い木ネジを奥までしっかり締めつけることができました。

  

  

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ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) インテリア・ソフトインパクトドライバー 7.2V ISD72

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