※ご注意:本記事は2018年のものです。当ブログでは現在、AUKEY製品はお勧めしていません。
狙い通りの結果になりました。
モバイル用品の各種周辺アクセサリーを開発している「AUKEY(オーキー)」がAmazonでBluetoothレシーバーの数量限定セールを開催していました。
製品名称は「Portable Wireless Audio Receiver BR-C13」。有線タイプのヘッドフォンでもBluetoothを受信できるようにする小型のレシーバー装置です。
この種のレシーバーはすでに多くのメーカーから登場していますが、本製品ほど外観がスッキリしたものはありませんでした。
この製品を見た瞬間、「ゼンハイザーのHD25に付けたらフィットするかも?」と考えたのです。
通常のヘッドフォンですと、長いヘッドフォンケーブルの先にBluetooth レシーバーを接続しなければならず、せっかくの無線化効果が台無しになります。ところがHD25はケーブル部分の別売り部品が多く出回っていて、交換や改造が簡単。なんならケーブルをバッサリと短くしてしまうことも可能です。
しかもこのレシーバー。裏面にクリップが備わっていて、クリップの幅がHD25のヘッドバンドの幅にピッタリ。まるでHD25のためにあるような製品。「フィットするかも?」のひとつめの予感が見事に的中です!
ちょうど手元に、いまは使っていないゼンハイザー純正のヘッドフォンケーブルと、分解&工作が可能なヘッドフォンコネクターがありましたので、レシーバーがAmazonから届いてすぐにヘッドフォンケーブルの切断に着手しました。
まずはレシーバーの音質を確かめたいだけの試作1号機ですので、ヘッドフォンケーブルの切断からコネクター加工の詳細は次回に。で、出来上がった写真がこちらです。
白色のインシュロック(タイラップ)でケーブル固定というワイルドさは大目に見てください。とにかく頭にセットしてみました。
ゼンハイザーHD25は放送機材みたいな武骨なデザインなので、BR-C13が載っても「そういうもの感」があって、それほど悪くはありません(個人の見解)。でも下からはみ出したケーブルは「卑弥呼さまぁ!©ハイキングウォーキング」みたいなので改善したいところ。ヘッドフォンコネクターをL字タイプにすれば良さそうです。秋葉原に行かねば。
いまいちどBR-C13取り付け部分。こんどは反対面から。最初はBR-C13をHD25にネジ留めなどで固定してしまおうと考えていました。でもクリップでの着脱可能にしておけば、電池の持ちがあまり長くないBR-C13を2個運用することも簡単になります。
肝心の音質。
BR-C13についてのAmazonのレビューには一部に厳しいものが出ていて、たしかにノイズはあるし安価なインナーイヤータイプのヘッドフォン向けという感じです。頑張ってはいますがHD25をドライブさせるのには無理がありそう。
肝心のHD25の高音成分もだいぶ大人しくなっています。またパワフルなアタック音があると少し破綻します。屋外のノイジーな場所ではともかく、静かな室内で聴き続けていると繊細さが足りない平板な音で飽きます。
まあ今回はBluetooth化でのトライアルということにして、今後はレシーバーをグレードアップさせてゆけばよいでしょう。
(このあと間もなくに新しいレシーバーが見つかり、換装しました)
追記1:
ヘッドフォンケーブルの改造は手順自体は簡単ですが、実際の作業となるとマトモなハンダゴテと良い糸ハンダを持っていない人には厳しいと思います。ご注意。
追記2:
インシュロックを黒色にしてみました。だいぶ見た目の「収まり」が良くなりました。
追記3:
L型のステレオミニプラグに換装しました。
本機が完成版となるためケーブルの長さも微調整。武骨さは残りますが、さらに「収まり」が改善しました。
今日はL型プラグの購入ついでに他社のBluetoothレシーバーも見てきました。ハイレゾ版もちらほら出ていました。今後レシーバーを交換する際にもケーブル系はそのまま使えれば理想的です。
追記4:
HD25のリケーブルについては、こちらもご覧ください。
追記5:
Bluetoothレシーバーを「FiiO BTR3」に換えました。劇的に音質が改善。これで「完成形」になりました。
(以降は Amazon のアフィリエイトリンクになります)