BlackBerry を入手しました。
うれしい。
購入したのは今月日本でも発売開始となった「BlackBerry KEY2」。ブラックとシルバー、ふたつある本体色のうちのシルバーです。ビックカメラの店頭で実機を手にし、シルバーに一目ぼれしました。
KEY2のブラックとシルバーとでは、色だけでなく仕様も異なっています。ブラックに実装されるストレージが128GBなのに対し、シルバーは64GBです。しかしシルバーはSIMを2枚セットできます。
私が最初に手にしたBlackBerry(以降BB)は2010年のBlackBerry 9700でした。BBを開発・製造していたのはRIM社(Reserch In Motion Limited)。当時BBはdocomoの端末としても正式にラインアップされていて、スマートフォンにおける世界シェアはノキアに継ぐ第2位だったそうです。しかし、以降のiPhoneやGalaxy、Huawei等の躍進は皆さんご存じのとおり。
RIM社はその後、OS(BlackBerry OS)も端末の自社開発も終了。社名はRIMからBlackBerryに変更。現在のBBはODM(委託開発製造)になっており、OSにはAndroidが採用されています。
私はBB9700を手放してからは少しだけGalaxyやNokiaを使ったものの、あとはiPhoneで繋げてきました。BB風のキーボード付きケース「TYPO」をiPhoneに装着していたこともありました。
2014年にはご縁あって BB PASSPORT がやってきました。当時流通しはじめたMVNOのSIMを試したかったこともあり、それからはiPhoneとの2台体制で現在に至っています。
PASSPORTはBlackBerry OSのため使えるアプリに限りがありましたが、さまざまなメッセージをオーガナイズできる「BlackBerry Hub」の機能が便利で、これまで3年半近く活躍してくれました。それと本体寸法と画面とのバランスから、電車移動中に動画を観るのに最高でした。しかし在宅時はあくまでサブ機としてパワーオフの状態で待機する使われかたになっていました。
それが今回はMNO SIMをKEY2に、MVNO SIMをiPhoneにセットして主従が入れ替わり。つまり「ハローBlackBerry、グッバイiPhone」となったわけです。
なぜシルバーのKEY2にしたのか。ひとつめの理由は、ボディーのシルバーとキーボードのブラックとのコントラストが、ちょっと昔のマシンのようで面白かったこと。ふたつめは、アウロラのレジェンド:「Thesi(テッシー)」と並べてみたかったからです!
テッシーは Maruco Zanuso(マルコ・ザヌーゾ)氏によるデザインで、同じく氏のデザインであるアウロラの万年筆「Hastil(アスティル)」とともにMOMA(ニューヨーク近代美術館)の永久展示収蔵品になっています。いまでこそMOMAに選ばれることが全然特別な事ではなくなってしまった(と、私は思う)のに対し、1960~1980年代においてこのような工業製品が選定されるのは凄いことでした。
テッシーは世界でいちばん書きづらいボールペンでもありますが。:-)
KEY2の使い心地については次の機会に。
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