いきなり雨が降ってきたと思ったら、関東地方は梅雨入りしてました。近年ではゲリラ豪雨の方が凄まじくて梅雨の存在感は薄れがちですけれど。
梅雨だからという動機づけではなかったのですが「あ、面白い!」とか「これ、良さそう!」という感じで、いかにもの梅雨向けアイテムが一気に3点揃いました。
写真をご覧の通り、傘・ハンディー扇風機・ミニ水筒です。
1.超軽量折りたたみ傘
これまでも周囲にお話ししているのですが、私、傘を持ち歩くのが大嫌いで、傘を持つくらいなら濡れて帰った方が良いとまで思っています。でも昨今の激しい雨に対しては精神力で解決できるものでもありません。おとなしく傘を持つことにしました。いま流行りの超軽量タイプ。それでも丈夫な部類みたいです。幸い都内は地下鉄や地下道が多いので、5分程度の移動にはこれで十分です。
2.ハンディー扇風機
昨年せっかく買ったお扇子がどうしても見つからず、それがいつ見つかっても良いようにと、冷やす目的は同じながら異種製品となるハンディー扇風機を持ち歩くことにしました。
大手リビング用品店に行けばこの手の製品がたくさん並んでいます。しかし手にしてみると、どれも回転時の振動が大きい。羽根やモーターの作りや据え付けの精度が悪いのでしょう。ハッキリと日本メーカーを名乗るものでも「ハンディ扇風機はこの程度でいい」みたいな低いココロザシで作られているのを感じます。
(ストラップは Ringke のものを付けました)
そのようななか BLUEFEELというブランドの2019年モデル「BLUEFEEL PRO」は、ドローンでおなじみの細身のモーターを使ったコンパクトなヘッドの製品で好印象でした。手にしてみると不快な振動も感じません。ファンは弱→中→強の3段階。ボタン長押しで最強の「ターボ」もあり。弱でも風量たっぷり。稼働時間にも不満はありません。
ハンディ扇風機(というジャンルの製品群)にあまり期待していなかっただけに思わぬ良い買い物でした。
なお「電車内で使うことは少ないだろう」という自分の予想に反し、初日からこれに救われました。指定席特急で隣の兄さんが残念なことに「生乾き」臭かったのです。あいにくこの日は満席で移動もできず。ちょうど兄さん寝ていたので、扇風機を使って他所からの新鮮な空気を取り入れました。
短所は「動作音が大きい」ことです。羽根が小さいぶん回転数で風量を稼ぐタイプなので、かなりの高回転で動作し、やかましいです。弱でなんとか我慢できる程度。中で公共交通機関で使うのにはばかられます。超コンパクトなサイズと騒音とがトレードオフになっています。
3.ミニ水筒
出かけるときに毎回駅でペットボトルの水を買っているのがもったいなくて、水筒を買いました。コップ一杯分くらいの小さいやつ。暑い屋外の物販イベントで早速活躍しています。
以前のパニックっぽい経験から水は必ず持ち歩いています。あるとき急に水が飲みたくなって、でもすぐに買えなくて、それはちょっと怖い経験でした。水筒があれば電車の中に閉じ込められても大丈夫。
なお本品、ステンレスのボディーは見た目だけで保温性はほとんどありませんでした。常温水の持ち歩きなので許しますが。
以上、傘95グラム・扇風機100グラム・水筒130グラムのトータル325グラムでした。
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BLUEFEEL PROは2018年版と2019年版があって、ヘッド周りの樹脂成型で2019年版は大きく進化しています。なので2019年版以降であることを確認してください。また2020年からは淡いブルーや淡いグリーンの新色も出ているようなので、アマゾン内の各所を念のため見てください。レビューの評価では「羽根が小さい=風量不足」と「羽根の回転数が高い=音が大きい」について減点が多いですが、ヘッド部が小さいからこそのメリットがあります。そしてヘッドが小さくて良く出来ているのは本記事執筆時点では BLUEFEEL PRO のみという状況です。