和田哲哉・LowPowerStation

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DAHON Dove Plus、MKS(三ヶ島)のペダルに交換

DAHON(ダホン)のフォールディングバイク(=折り畳み自転車)「 Dove Plus 」は日々活躍中で、私のコロナ由来の心の閉塞感を見事に吹き飛ばしてくれました。

  

こんなにちゃんと使えるのならばパーツのグレードアップをしたくなります。前々回と前回はリアーライトを設置しました。

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Dove Plusのユーザーにはパーツのグレードアップについてお決まりの流れがあるらしく、この先にはペダルとタイヤの交換などが「ロードマップ」として控えています。タイヤについては今のスリムな断面のタイプが軽やかで気に入っているので、私はペダルの買い替えにて「グレードアップ第1期」を終えようかと思っています。

  

Dove Plusの購入店に出向いて相談。フォールディングバイク対応のペダルは「折り畳み式」と「取り外し式」の2種類があるとのこと。

それぞれのメリット/デメリットについて。…折り畳み式はその名のとおり簡単な操作で折り畳みが完了するのが利点。ただ、折り畳んだ際の自転車の横幅の短縮効果はそこそこといったところ。また折り畳み機構を備えているためペダル自体の重量は大きく、同じ理由からデザインの幅も少なく、現状ではほとんど品種を選べないことがデメリット。

取り外し式はペダルの全幅分を取り除けるので自転車の横幅をスッキリ短縮できるのが最大の利点。また折り畳み機構を内装しないためペダル自体の重量も小さく、比較的多くの品種(デザイン)が市場に出ているようです。唯一の欠点は外したペダルの処置(*1)。

(*1:外したペダルを自転車のフレーム周辺に装着できるプラグが製品化されています)

  

Dove Plusには標準で樹脂素材の折り畳み式ペダルが付いていて、これを今回選んだ折り畳み式のペダルに置き換えるだけでも重量は軽減されること、私の場合取り外し式だとペダルをどこかに忘れそうなことなどから今回は折り畳み式を選択しました。

折り畳み式では製品の選択枝はほとんど無く、三ヶ島製作所の製品ですとアルミ素材のモデルは「FD-7」の一択になるらしいです。  

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MKS(三ヶ島)FD-7

色はシルバーとブラックの2種類。ショップのかたにも色の合いを見てもらってシルバーに決定。下の写真は折り畳んだ状態。ペダル中央部の丸い部分をギュッと深く押すだけでアルミのペダルがパタッと下に折れます。使い勝手は良好。

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FD-7 (折り畳んだ様子)

アルミ素材のFD-7への換装によってDove Plus 全体が軽やかな印象になり満足です。実際の重量も588gから487gに減少。ベアリング(=ペダルの回転軸受け)の品質が良いらしく、ペダルの「回り」も軽くなりました。

  

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ハンドル位置決め用のリングも換装

ペダルが銀色になったついでに、ハンドルの位置を決める黒いゴム製のリング(2本)もアルミのリングに。ハンドルまわりの見た目がスッキリしました。

  

ペダル交換後に大谷和利さんと走ったわけですが、ペダル自体の剛性と靴と接する部分の形状からか地面を蹴る感覚がよりダイレクトに足裏に伝わり、安定したライディングを得られることが分かりました。人と自転車との接点はハンドル・ペダル・シートの3箇所。先日取り換えた硬めのハンドルグリップと今回のペダルによって確実に自転車との一体感は高まっています。パーツを取り換える効果が見た目だけではなかったことがうれしいです。

  

ペダル以外の話になりますが都内の走行で驚いたのはバックミラーの有り難さでした。いや、これは命にかかわる感じです。

近年、自転車走行帯が車道に増えたのに伴いクルマと絡んでの走行頻度も急増しています。道幅が狭い上に路上に停車している車両が多く日に何度も停車車両を追い越します。タイヤの径が小さい自転車は振り返るだけで車両が不安定になり危険度が一気に高まります。バックミラーがあればリスクを確実に減らせることが分かったのです。

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サイドミラーは都心での走行に必須だった

それと、こんなに小さい自転車でもスマートフォンホルダーは重要な装備品でした。都内には無数の枝道があって、目的地は決まっていても気になる小道には都度入ってゆきたくなります。「丸腰」つまりスマートフォンのマップ機能が無ければ即、迷子になります。

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スマートフォンホルダーも必要な装備品でした

最初はカッコ付けのために装着したスマートフォンホルダーながら、気がつくと信号待ちのたびにマップに頼っていました。

  

このところ、ちっぽけな自転車について何度も記事を書いています。もともと小さいものが好きなので私にとって良いオモチャ。しかも実用的。これからはDovePlusを使うほうに重きを置いてブログを書いてゆこうと思います。

  

追記(2020年7月16日):

三ヶ島製作所では「ペダル」ではなく「ペタル」と呼称しているそうです。知らなかった。

 

関連記事:

その後、ミラーを換装しました。

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今回取り付けた MKS(三ヶ島)のFD-7です。AmazonのこのページにはMKSブランドについての紹介も出ているので楽しめると思います。

同じ三ヶ島でも「取り外し」タイプなら数種類のモデルから選べます。これはその中でもコンパクトなタイプ。重量も302gと軽量。グレーとブラックの2種類が用意されています。

   

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