和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

AT-1210fxでクルマのバッテリーを充電

クルマの生涯メンテナンスの中で意外に費用のかかるのが「バッテリー」です。

運転のパターンやクルマが使われる環境、周辺の補機のコンディションによってバッテリーの寿命は変動します。運が良ければ5年近く持つ場合もありますが、3年満たずに交換という話も聞きます。

  

「アイドリングストップ」に対応した高性能バッテリーですと、従来のバッテリー価格の1.5倍以上にもなります。

私は今のクルマが納車されてまだ2週間位しか経っていない時、室内灯を消し忘れてバッテリーをダメにしてしまい、たしか4万7千円を支払いました。自分のミスとは言え、たいした燃費削減効果もないアイドリングストップ機能を恨みました。(ちなみにトヨタなどは、最近登場の車種からアイドリングストップ機能を省いているようです)

  

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デンゲン株式会社「AT-1210fx」

  

そんな「バッテリー上がり」は別としても、自分のクルマのバッテリーがどんな状態にあるかは気になるところです。

エンジンからバッテリーへの充電は一定の条件下でしか行われませんから、毎日運転しているからと言って満足に充電出来ているとは限りませんし、冬期はシートヒーターを多用しがちでバッテリーの状態が心配です。

バッテリー充電器を使いますと充電開始直後からの電流値の遷移で「バッテリーの空腹具合」を推測できます。

    

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充電によってバッテリーの「空腹具合」が分かる

(※写真はイメージです。実際には充電器の設置位置やケーブルの取り回しには注意が必要です)

  

写真の充電器「AT-1210fx」には電流計が備わっています。充電が盛んに行われている時は電流値は大きく、満充電が近づくと電流値はほぼゼロまで減少します。この電流値の移ろいを確認することでバッテリーのそれまでの充電状況を推し量るというものです。

電流値の大きい時間が長く続くということは「ひごろの運転であまり充電が出来ていない」とも解釈できます。その原因は「運転パターン」なのか「バッテリーの劣化」なのか、それとも充電に関わる周辺機器の不具合なのか、いろいろ考えられます。

  

寒い季節。事前に充電することで「明日の朝一番に必ずエンジン始動して欲しい」といった時の安心にもなります。

ですので、充電器は頻繁に使うものではありません。多くて月に1回程度、新しいバッテリーであれば数ヶ月に1回の使用で十分かと思います。

    

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