あっという間の出来事でした。
庭にある紅葉(もみじ)の木。
冬は枯れ枝同然の状態だったものが5月になって一週間ほどで若い葉が一杯にしげって喜んでいたところ、葉の中に不穏な球形の物体が下がっていることに気がつきました。
(明度を高めて撮影しています)
ほかでもありませんハチの巣。しかもスズメバチです。
発見時のサイズはソフトボール大。たった一週間でこんなに作ってしまうのですね。
ミツバチやアシナガバチとは違い危険なスズメバチ以上は自治体の補助が出るはずと思い調べたものの、拙宅のある相模原市では出ないとのこと。
発見したのは土曜日の夕方。市役所は業者の紹介だけはするようですがあいにくお休みです。蜂の巣はどんどん大きくなるそうなので日曜日に業者を探すことになりました。
ここでふたたび問題が。Google検索で「スズメバチ 駆除 相模原市 ブログ」といったキーワードで業者の評判を探っても、検索結果には延々と業者の広告が連なっていて「利用者の生の声」の収集ができません。
じつはつい最近、栃木県在住の親戚がスズメバチの巣を駆除して5万円を請求されたそうです。文句を言ったらその場で4万円になったとかも聞いていて「怪しい水道業者と一緒じゃん!」といった疑心暗鬼の気分になっていました。
そのようななか無難そうなところに依頼したところ、幸いなことに納得のサービスで駆除ができました。業者は到着次第に現況を確認。その場で見積もりを出して依頼人がオッケーならばすぐに駆除作業がスタートします。業者の見積もり目安は次のようなものでした。
・すぐに手が届く高さに巣があるので作業料は基本の範囲内で済む。
・今回の巣は「コガタスズメバチ」。コガタスズメバチのほうがオオガタスズメバチよりも毒性が強いので駆除料金はオオガタスズメバチのそれよりも高くなる。
・周囲に新たな巣が作られないよう忌避剤を散布する場合は追加料金が発生。
・3千円/月程度のサブスクリプションプランに加入すると今後発生した巣はサブスク内で対応が可能。
ウチの場合は「今回の駆除のみ・忌避剤は不要・サブスクも不要」でお願いし、二万七千円台で済みました。駆除作業は準備と片づけを含めて20分ほどで完了。
巣の発見時は写真の通りの球形。駆除実施日となる翌日には入口の部分が「増築」されていて、花瓶のような形状にまでなっていました。おそるべし。ちなみに巣にいたハチは女王蜂一匹のみでした。
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さきほどの「Googleの検索結果が駆除業者の広告だらけ」だった件。春はハチの巣が多数出来上がるシーズンだそうで、各業者がいっせいにGoogleに広告を打つらしいです。Googleとしては広告出稿が増えて良いのでしょうが、利用者にとっては肝心な時に役に立たず複雑な気持ちです。
(ご注意:以降はAmazonのアフィリエイトリンクです)