和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

TIMEXの腕時計が楽しい

  

7月に「アンダー300ドル腕時計のススメ」という記事を書きました。

  

blog.sprg.jp

  

記事の最後にご紹介したブランド:「TIMEX(タイメックス)」。
このところTIMEXについては気になる製品が多くて、米国と日本の公式サイトを頻繁に見て回っています。

  

www.timex.com

www.timexwatch.jp

  

公式サイトの情報によると、TIMEXの前身:「THE WATERBURY CLOCK CAMPANY」が1854年に米国・コネチカット州・ウォーターベリーにおいて創業。その姉妹会社「THE WATERBURY WATCH CAMPANY」は労働者階級のアメリカ人が買える安価な機械式ポケットウォッチを製造。第一次世界大戦時に米軍から依頼を受けて開発した軍用腕時計は戦後民間にも大ヒット。1933年に生まれた世界初の「ミッキーマウス・ウォッチ」は数年で200万本が販売されたとあります。

現在もラインアップの大半が手頃な価格のモデルで、私の唱えた「アンダー300ドル腕時計」の趣旨と見事に一致する腕時計ブランドです。

  

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最初に買ったTIMEX製品は、MIDTOWN CHRONOGRAPH でした。

TIMEX MIDTOWN CHRONOGRAPH

  

私にとってのこれまでのTIMEXのイメージは、先述しました軍用腕時計や、光る文字盤でヒットとなった初期の「INDIGLO(インディグロ)」モデルなど、アウトドアな雰囲気の製品群でした。

しかしこのMIDTOWN シリーズは、たとえばNORDGREENのような今どきのシンプルデザイン系を連想させるダイアル(=文字盤)になっています。とは言うものの、ケース(=腕時計の本体部分)の「ぶ厚さ」やラグ(=ベルトの基部)周辺の「ありがちな形状」は古来の腕時計そのもので、個人的にはそのあたりのバランスが気に入っています。

  

「シャツに似合いそう!」と購入できるTIMEXの気軽さ

それと、今年の夏にいくつか買ったシャツのいずれにも似合いそうな気がして、「これは!」と思って久々の腕時計購入となったわけです。「季節のシャツに合わせて買える腕時計」なんて、TIMEXの良いキャッチコピーになりそうではありませんか。

  

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TIMEXの米日の両公式サイトを交互に見ていてすぐに気づくのは、TIMEX USに掲載されていてTIMEX JAPANには掲載されていないモデルが割と多く存在することです。これは腕時計の事を少しでも分かっている人でTIMEXに興味を持ち始めれば、どうしても最初に気になるはずです。

本国モデルの全てを日本で展開するのは大変と思われますし、あるいは各国のトレンドの違いを考えての事なのかもしれません。キャラクター入りモデルの場合は権利関係などの事情もあることでしょう。

欲しいモデルが日本公式オンラインストアに出ていればラッキー。ストアにリストアップされていなくても、探す「足」や調査する手間、あるいはお金を使えば、現行のどのモデルも手に入れられることと思います。TIMEX製品の入手には、ひとまず次の4通りの方法がありそうです。

    

一番簡単なのが日本のTIMEX公式オンラインストアで買う方法。ネットで注文できますし、ここで買えば明らかに正規輸入品なので購入後のサポートも安心でしょう。

会員登録しておけば新製品ニュースが配信されディスカウント通知の入手も出来ます。結構大胆なディスカウント通知が送られてくることもあるので、少しでもTIMEXに興味があれば会員登録がお得につながります。

  

ふたつめは公式オンラインストア以外の日本国内のショップで買う方法。街でよく見かけるカジュアルな腕時計専門店にTIMEX製品が並んでいることは多いですし、LOFT銀座店の腕時計売場にも出ていました。公式オンラインストアでSOLD OUTの人気商品が近所の店舗で売っていたということもありました。いわゆる「店頭在庫」というやつです。

Amazonや楽天などのメジャーな通販サイトでも数多く見かけます。さきほどのMIDTOWN CHRONOGRAPHは、日本のTIMEXオンラインストアにはリストされていなかったものの日本のAmazonで購入ができ、しかも正規輸入元の保証書も付いていました。つまりは日本公式オンラインストアに掲載されていない正規輸入品もあるということです。

なお、日本の公式オンラインストアに無くて日本のAmazonや楽天で売られている物の中には米国公式サイトの約3〜4倍の価格を付けているものもありました。

  

みっつめの入手方法。米国のAmazon、つまりAmazon USのサイトからTIMEX製品を探して注文するものです。Amazonとしては基本的に「居住地のサイトで買ってくれ」というスタンスのようですが、Amazon USを開くと「Delver to Japan 」と表示される物も出てきます。

私はTIMEXをAmazon USで買ったことは無いものの、他社の腕時計を日本に送ってもらったことはあります。ただし腕時計以外での経験ですが、USは箱潰れ品が来る場合が少なくないですし、到着品が微妙に壊れていた時にUSのサポートとチャットやメールでやりとりするのは結構面倒でした。

  

さて、日本のサイトやショップでは入手できずAmazon USなどでも買えない製品となりますとよっつめの方法、つまりTIMEX米国公式サイトからの購入となります。でもそれは簡単ではありません。まず(本記事執筆時点において)米国公式サイトから日本への発送は対象外です。問い合わせメールにも応じてもらえませんでした。日本公式オンラインストアが存在するのですから仕方のないことです。

そうなりますと、米国在住の知人に受け取ってもらい日本に転送する、あるいは米国から日本に物品を転送する業者を利用するルートを考えたくなります。しかし、それらとて、米国公式サイトは(詳しくは書きませんが)制約が厳しくて(詳しくは書きませんが)ゴニョゴニョしないといけませんでした。

  

まあ、入手が困難なほどゲーム性も高まりますので、リスクを承知の上でトライするのも良いかもしれません。

  

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じつは先のMIDTOWN CHRONOGRAPHの購入からまもなくして、「よっつめの方法」を実行しなければならないモデルを見つけてしまいました。

  

  

それが先日、紆余曲折ののち無事日本に到着しました。

「TIMEX Marlin Automatic x Take Care with Peanuts 40mm Leather Strap Watch」という長い名称。名前は難解でもフレンドリーなモデルです。画像をご覧ください。

  

TIMEX MARLIN AUTOMATIC PEANUTS TAKE CARE..

  

ご覧のとおりダイヤルにスヌーピーが配されたモデルです。いい歳してこんな腕時計をと思われるかもしれません。でもこれ、私にとって(決しておおげさではなく)奇跡のコンビネーションになっています。「スヌーピーが」と言うだけでなく、ケースもダイヤルも風防も、そしてグリーンの秒針をも含めてのことです。詳しくは次回のTIMEXの記事にてお話をさせてください。

  

あいにく今回は日本の公式オンラインストアで買ったモデルはありませんでした。それは今後登場すると思います。そちらにもご期待を。

  

  

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