和田哲哉 -LowPowerStation-

ステーショナリープログラムと信頼文具舗を運営している和田哲哉のブログです。

「見沼たんぼ」と「見沼通船堀」を歩いてきました

先日「筆記具工房・暁(あかつき)」さんの所をお訪ねしました。それで、お花見を兼ねてと、近くの「見沼たんぼ」と「見沼通船堀」を案内して頂きました。

「見沼(みぬま)たんぼ」は、「一級河川・芝川」と「準用河川・加田屋川」に沿って北はJR宇都宮線東大宮駅周辺から南はJR武蔵野線東浦和駅周辺まで、南北で12キロメートル以上にわたる河川敷と低湿地帯の呼称のようです。

見沼と言えばまず埼玉県見沼区を想像しますが、今回はその見沼区からは外れた南側、東浦和駅周辺のお散歩となりました。f:id:wabysprg:20170409020518j:plain

冊子「見沼たんぼ見どころガイド2016」  

まず最初にこちらの冊子をご紹介させて下さい。「さいたま市都市局都市計画部みどり推進課見沼田圃政策推進室(→長い!)」発行のようです。これ、散歩の終盤で立ち寄った喫茶店でたまたま見つけたのですが、とにかく編集の良さと情報量の多さが素晴らしい。なにより地図が良いのです。観光ガイドブックに時々見られる甘口のイラストマップとは違う「正確な地図」が満載。地図の色調も控えめで判読しやすいもの。これ一冊あれば見沼たんぼの隅々まで正しく理解し踏破出来ると思います。

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正確&真面目な地図がうれしい。ガイドブックの良心  

もちろんこの日は肩ひじ張らない、気軽なお散歩のつもりでした。東浦和駅の南側に位置する小川沿いの桜並木を楽しむのが目的です。

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ところがここ、ただの小川ではないようです。「見沼通船堀」という立派な名称が付いています。・・・通船堀?

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「年貢米を水路で運ぶ目的で、東西の用水路と芝川を結んだ通船が可能な堀」とのこと。しかも、パナマ運河のごとく「用水路の水位を調整して船を通す閘室(こうしつ)」も備えていたそうです。だんだん気分が上がってきます。

(※追記:パナマ運河よりも180年早く実用化とのことです。)

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これが用水路の水位を変動させる際の「関(再現物)」らしいです。関と関の間(=閘室)に船を入れ、そこに用水を注ぎ込んで3メートルの高低差を解消させたとあります。

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こちらは四つある関のうち東端にある「東縁第二の関」の再現物のようです。この日は川底の改修中で水路から水は抜かれていました。周辺には観光客のためのトイレ,休憩用のベンチ,通船堀の模型展示も整備されていました。あと、猫がいっぱい居ました。

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ポーズを決めてくれた猫

当時の最新の土木技術で作ったであろう通船堀の横をトラックがばんばん横切っているのを見るのは感慨深いものがあります。

この場所からさらに先のほうを見ると巨大な塚が迫っています。なんと「富士塚(その昔、富士山を模して作った人工の山)」だそうです。せっかくなので登ってきました。そうしたら、富士塚から本物の富士山が見えました。なんだか得した気分。

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 富士塚からの眺め。人工とは言え、なかなかの眺望でした

かえがえすも「見どころガイド」が素晴らしかったです。「日本野鳥の会・埼玉」も編集に参加。さすがは湿地帯。64種もの野鳥が紹介されていました。

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あたたかな陽気に恵まれ、良い一日となりました。

(筆記具工房・暁さん、ありがとうございました。)