和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

TYPOキーボードケース その後

先日ご紹介した、ブラックベリー風キーボード付きiPhoneケース:「TYPO キーボードケース」。その後のご報告です。

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1.読点強制挿入仕様は使うと改善傾向 日本語入力時に必須である「スペースキー複数打鍵で単語選択」をしたいのに、TYPOは「スペースキーを2回打鍵すると単語の一部が読点にすり替わってしまう」という残念な仕様。ですが、頻繁に使う単語は次第に第一候補に出てくるので、スペースキー1回の打鍵で済むようになり、入力効率はある程度は改善されます。でもやはり「読点化け」さえ無ければ最高なのにという思いは消えません。

2.打鍵音が気になる 意外と気になったのはキーボード打鍵時にキーから発生する音です。プチプチ系の音が出るのですが、電車の中で打鍵していると周囲の人に迷惑を掛けてしまうのではないかと思うくらい大きい。静かな指定席特急車内はもちろんのこと比較的空いた通勤電車でも長文入力は避けたい感じです。ちなみにBlackberry9700は打鍵音をほとんど発しません。

3.ケースは大丈夫 私が苦手なソフト塗装仕様ですが、ことTYPOについては今のところ気にはなっていません。カバンやポケットから出し入れしてもTYPOがiPhoneから抜けることはなく、iPhoneケースとしてもしっかりと役目を果たしています。

4.コントロールセンターを出せない TYPOはiPhone本体にキーボードが被るため、液晶画面の下端に指を触れるのが難しくなります。このため「コントロールセンター」を引き出す操作が難しくなります。まったく出来ないというわけではありませんが成功率は20%未満です。

ネガティブな事を多く書いてしまいましたが、本心としてはそれらを帳消しにしてしまうほどリアルキーボードはうれしいものです。技適対応+読点問題が解決した日本向けローカライズ版の登場が待ち遠しい。でもそれが出る頃には新型iPhoneの噂が高まっているでしょうし、もし今よりも画面幅の大きいiPhoneが出たら、TYPOも不要になってしまうかもしれません。(いや、やっぱり欲しい。笑)

※日本国内で、いわゆる「技適マーク(=技術基準適合証明)」の無い装置を運用することは電波法に違反します。本エントリーは、技適の認証を受けていない機器の日本国内での利用を勧めているものではありません。また、本エントリーの読者様等が各国の法律に反して装置を使われても、本エントリーの著者は一切責任を負いません。