出張で台北(台湾)に行ってきました。 その時のエピソードを数回にわたり書いてみます。
お仕事熱心な「キティーちゃん」
はい、台北・松山空港到着! 羽田から2時間30分ほどと新幹線で大阪に行くような感覚です。 今回はエバー航空(EVA AIR)。サンリオの人気キャラクター「キティーちゃん」が描かれた可愛い機体のエアバスA330。
機内の液晶モニターにもEVA AIR制服姿のキティーちゃん。(なかなかお似合いで!)機内食のナイフ&フォークにも、クッションカバーにも、ついでに航空チケットにもキティーちゃん...。同行の人が「つまりこれはその、全媒体買い取りっていうヤツでしょうか。ガクブル。」って言ってます。
出会ってうれしい「シムくん」
入国審査と両替を終えて空港のロビーへ。次はお楽しみ、現地のプリペイドSIMの購入です。あらかじめ諸先輩方のブログで台湾のプリペイドSIM事情は確認していましたが、今回到着した空港は大きな国際空港「桃園空港」ではなく、規模の小さい「松山空港」だったため、ロビーには中国電信のサービスカウンターしか発見できませんでした。
中華電信のプリペイドSIMは(現時点では)「データプランにLTEが無く3Gのみ」なのと「支払いにカードが使えない」のが難点。でも、5日間3Gデータ使いたい放題で500台湾元(約2,000円)で、そこには300台湾元分の音声通話も含まれていてリーズナブルな金額ではあります。
さっそくSIMをシムフリー端末にセット。中華電信のスタッフがセットアップを手伝ってくれて、即開通。なんだかうれしいです。山根博士の気持ちが少し分かったような気がします。あまりの興奮に、自分の周りの手荷物の事をすっかり忘れていました。置き引きされなくてよかった...。
さて3Gの回線速度。これが嬉しい誤算でなかなかのものなのです。「LTE要らないじゃん!」って叫んでしまいました。テザリングでのMacBook使用にもストレスを感じません。こころなしかアンテナ感度が日本よりも良いような。写真では「-84」ですね。(→この数字がゼロに近いほど、電波強度が強い)台北市街は、かなりの箇所でこれ位の感度。場所によっては「-67」とか表示されています。東京ですと「-95~-105」位のところが結構あります。この電波強度や、何か帯域?のおかげで3Gでも快適な速度を確保できているのかもしれません。
小さい松山空港に着きましたが、タクシーに乗り15分ほどで台北中心地ですから桃園空港よりずっと便利。次回は台北の市街について。ということで、初日は「シム&キティー」のお話でした。