前回からちょっと間が空いてしまいましたが台北記の2回目。乗り物についてです。
EASYなCARD
まず台北で大切なのはこの「EASY CARD」。日本のSuicaやPasmoやIcocaみたいなものです。これがあれば地下鉄に乗れるのは勿論のこと、のちほどご紹介するレンタルバイク(自転車)にも適用出来ます。
清潔で便利な地下鉄網
台北市内を縦横に走る地下鉄網。いくつかの系統があり、地下鉄だけで市街の主な場所には移動可能です。建設年度が新しいだけに駅は広々。そして電車も駅も清潔。駅構内のエアコン温度が整っている点や空気が臭く無い点において日本の一部の地下鉄駅よりずっと気持ち良いです。
車両が隠れてしまうほどの高さのホームドア。
ホーム上の案内図は(東京メトロには無くて、私が日頃こうあってほしいと考えている)「地上の地図」付き。
ドンドコ走る、新交通システム
いっぽう高架線では、お台場の「ゆりかもめ」みたいな新交通システムもあります。コンクリート製の軌道上をタイヤでドンドコ・ドンドコと、いい感じのペースで疾走しています。無人運転ですが、いくつかの車両に客室乗務員が居て、ベビーカーのお母さんなどに暖かい対応をしていました。
そして駅から見下ろすと、黄色い自転車群が。さきほどのEASY CARDで乗れるレンタルバイク「YouBike」です。
「YouBike」で街へ!
EASY CARDは購入してすぐに地下鉄で利用できますが、YouBikeを借りる場合は最初の1回だけ、駐輪場脇にある端末で簡単な利用者登録が必要です。登録には現地の電話番号(今回のプリペイドSIMに付与された番号でO.K.でした。)が必要です。サインインし、手元の携帯に送られてきたショートメッセージ内の数字列を端末に入力すれば登録完了。
あとは自転車をロックしている装置にカードでタッチすればロックが解除されレンタルが可能。有料ですが最初の30分は無料。ママチャリ風外観ながら、内装3段変速付きで快適。
アプリ「YouBiker」がサポート
一緒に台北を回ってくださった、テクノロジーライター・大谷和利さんに教えていただいたのがYouBike利用時の心強いiPhoneアプリ「YouBiker」です。現在地と、周辺のYouBikeのステーションの位置を分かりやすく示してくれます。ステーションはすでに相当な数があり、また自転車は大人から子供まで活発に利用されているため、初心者の私でも使う~返すで困ることはありませんでした。
下の画面では、目指すステーションでのYouBikeの利用可能台数や空きスペースが優れたUIで表示されています。連携して周辺の観光情報にもリンクされています。
さすが、有名ブランドを始めとする世界トップクラスの自転車生産国「台湾」ならではの気持ちの良いサービス。さて、大谷さんたちとYouBikeで街の奥へと向かってまいります。続きは次回にて!