和田哲哉 -LowPowerStation-

文房具ジャーナリスト・ステーショナリープログラム運営 / 和田哲哉のブログです

DAHON Dove Plus は「都市型進化」のフォールディングバイクだ

カールバーンが自転車用のバックパックとして有用であることがわかり、そのプロモーションをきっかけにフォールディングバイクを導入しました。

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「 DAHON Dove Plus 」(皇居周辺にて)

このモデルは「 DAHON Dove Plus (ダホン ダブプラス)」です。DAHONは米国のフォールディングバイク(=折りたたみ自転車)メーカー。ウィキペディアによりますと、1975年からフォールディングバイクの研究開発を開始し製品第1号の出荷は1982年。近代的な機構の折りたたみ自転車としては歴史のあるメーカーとのことで、DAHONブランドのほか多くのOEM製品も供給しているようです。

  

「 Dove Plus 」は、2017年に登場した「 Dove Uno 」に改良を施して2018年に発表されました。数あるDAHON製品の中で最小・最軽量。重量は6.97kg(ペダルとスタンドを除く)。一般的なサイズで軽量と言われているフォールディングバイクが12kg前後ですから、Dove Plusの軽さは衝撃的です。

当然、タイヤは14インチと小さく車体も心配になるほどコンパクトですが、ペダルをひと踏みした瞬間から「ちゃんと自転車していて、しかも想像を超える楽しさ」を体感できます。

(いかにタイヤが小さいか、私の靴と比較してください)

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14インチタイヤ+コンパクトボディー

フォールディングバイクと言えば、いまやさまざまなブランドの製品が出回っています。それが今回「なぜDAHONなのか」、「なぜDove Plusになったのか?」については、思い返せば10年近く前まで遡れます。そのあたりはいつかお話しできたらと考えています。

ただ「なぜ今なのか?」は、ほかならぬ新型コロナウィルスがきっかけになっています。どうしても仕事で神奈川から東京に出向かなければいけない時、まず都心まではクルマで切り込んで安全&安価な駐車場に収め、そこから周辺へも電車を使わずフォールディングバイクをと考えたのです。これまでエコロジー由来で私が実践してきた「クルマ→電車」ではない、新たな「Park & Ride」のカタチです。そういう観点から次の写真をご覧ください。

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ラゲッジルームを1/4しか占有しないDove Plus

Dove Plus はたたむと極めてコンパクトゆえステーションワゴンのラゲッジルームの奥に収まってしまいます。(4台を平らに置くことは難しいものの3台までは行けます。タテ置きならば4台行けそうです)

これまでも「クルマ+コンパクトな移動体」の構想は持っていました。しかし移動体について、都内ではスケートボードやキックボードは(大人が乗っていたら)警察官に停められますし、最近登場した電動キックボードは原付免許で乗れるものの無数にある一方通行路に阻まれます。都心の一方通行路の多くは自転車は除外されているので、もし思い切りコンパクトな自転車があれば移動と安全と便利さをすべて享受できます。その「思い切り」を実現させてくれたのが Dove Plus なのです。

  

ここでひとつ補足します:「なにも自転車など乗らず、クルマだけでまわれば良いのでは?」とのお声が聞こえてきました。都内のコインパーキングの相場について。地域によって差はありますが山手線内の青山~信濃町周辺ですと安いほうで15分300円、高いところは12分550円。山手線外側の浅草橋周辺(文房具や梱包材等の問屋さんが多い)は20分330円から15分440円といったところです。SUVが置けないなど車両の条件が厳しい駐車場ですと1日駐車で1,400円くらいの場所があり、私はそういったところを「基点」にしています。

   

カールバーンとフォールディングバイクとの親和性についての検証が始まりました。これも写真でご説明させてください。

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ここに展開されている全ての用品をカールバーンに収容

デジタル一眼+交換レンズ、スマートフォン系アクセサリー、コロナ対策用品、輪行用のカバーからチェーンキーまで、トータル8kg近い用品すべてがカールバーンに収まります。しかもそのカールバーンを背負い、Dove Plusで都内を40分近く走っても苦になりませんでした。

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Dove Plus + カールバーン

 

さすがに一般的なフォールディングバイクと比較してしまうと Dove Plus の14インチタイヤは走行に気をつかいます。特に下り坂は速度を充分に抑えたほうが賢明です。それでもキックボードよりは遥かに安全。クルマとウルトラコンパクトなフォールディングバイクを組ませた Park & Ride は私がイメージした通りに実現しました。

Dove Plus で可能な行動範囲(片道5~6キロ)は、山手線の東西間距離が4.5kmであることから、都心にベストなものであることもわかります。バイクでの移動先でどうしても疲れてしまった場合には、折り畳んで地下鉄やタクシーなどに乗り込むことも可能です。

DAHONが意図したかは判らないものの、Dove Plus の超小型&超軽量の設計思想は東京のような都市のために進化したパッケージングなのです。

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スマートフォン用のホルダーだけを取り付け

最後に。本当ならば早々にタイヤやペダル、ハンドルグリップ類を別パーツに交換したいところです。けれども Dove Plus を買ったショップのかたから「まずはしばらくノーマルのまま乗り、その感覚を身につけて。そうしないと別パーツとの違いが分からなくてもったいないから」とのアドバイス。たしかに。

1ヶ所だけ、自分の自転車を買ったらやりたかった、スマートフォン用のホルダーを付けることにしました。

  

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 Dove Plusに標準のタイヤバルブは「仏式(フランス式)」。仏式に対応したポンプが必要に。いまはこの種のポンプはエアゲージ付きでも安くてありがたいです。そして自転車乗る時は都内であっても水の携行を忘れずに♪

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