当ブログで時々ご紹介している東京・湯島の輸入雑貨店:「nico(ニコ)」さん。
nicoさん(以降敬称略)は東京小猫商会のメンバーで、私がリスペクトしているお店のひとつでもあります。そのnicoが12周年ということで「ニコ部」の皆さんが十二周年記念文集:「私とニコ」を制作されました。
(私も1ページ「執筆」しています。)
niko十二周年記念文集「私とニコ」
nicoは、ロシア・ブラジル・メキシコ・ベトナムなど、いわゆる「欧米」ではない地域から様々なお品を買い付けて販売されている、ひねりを二度三度と効かせた輸入雑貨店です。
建築系な方々が一目を置いている日本の歴史的集合住宅:「湯島ハイタウン」の1階にnicoの店舗入口があります。しかし1階はエントランスのみ。ちょっとデンジャラスな階段で地階に降りますと、そこにはあまり見たことの無い商品たちがギュッと並んでいます。
「ロシアのおばあさんパンツ(人気商品)」・「ベトナムコーヒー用の食器(ペラペラ感はんぱない)」・「タイ製ぜんぜんうれしくない品質のノート(和田の印象)」など。
この「楽しくも戸惑う空間」を訪れるお馴染みさんはとても多く、店主のnicoさんと会話をしながら、ロシアのおばあさんパンツとかを試着し買ってゆく感じです。
(冊子の中身を小さい写真で。ページの雰囲気だけ…。)
今回の文集は、例えば「nicoに来てビックリした。買ってさらにビックリした!」といったような体験談を、ニコ部があらかじめ用意した新聞風のフォーマット用紙にお客様自身で書き入れ、それを一冊に綴じたものとなっています。なんと50名の「私」が参加しているとのこと。
写真で雰囲気をお確かめください。「マイベスト・ニコグッズ」や「マイワースト・ニコグッズ」、「nicoの思い出」などの記入を絵入りで指定されていて、どのページもお客様が必死に、いや、ノリノリで書き入れているのがわかります。
難易度高めの「nico検定」や、全4ページもの貴重な年表「nicoの歩み」も収録。nicoファンも、これからnicoに向かう人も見逃せない一冊であります。
(nicoオンラインでも買えるみたいです。)
もうひとつのみどころは表紙。雰囲気たっぷりに描かれた湯島ハイタウンは、ニコ部部長:画家のはとちゃんによるもの。…はとちゃんの描く建築物ってイイんだよなあ!