先日、東京新宿区の「花園万頭」が倒産という(私にとって)衝撃のニュースがありました。
関東にお住まいでも花園万頭を知らない人は多いかもしれません。本店ビルに「日本一高い日本一うまい」の看板が掲げられていたりしますが、そんなことはどうでもよくて、ここの「腰高万頭(慶弔用まんじゅう)」、「花園春日山」、そして「ぬれ甘なつと」の美味しさと言いましたら。
どちらかと言うと甘納豆を避けている私が自分で買って食べる数少ない甘納豆ということで、本品の魅力が伝わるのではないかと思います。
ニュースから日が経ってしまい、もうあの甘納豆は食べられないと諦めていたところ「店頭にまだあった」という一報があり、さっそく貴重なお包みを頂戴しました。感謝。
小豆で作られた甘納豆です。普通のお菓子屋さんにある甘納豆とは違い、しっとり柔らかく炊き上がっているのが特徴です。自分の舌が肥えたのか子供の頃ほどの感激は無いけれど、緑茶とセットであればサッと1袋を食べきってしまう自信(?)があります。
その日はもうひとりのかたから新茶も頂いてしまいました。素晴らしい。
その後、花園万頭の工場が生産を再開するかもしれないというニュースもあり、「ぬれ甘なつと」の復活を願いつつ一服したいと思います。
・・・先日の泉屋東京店のサボイフィンガーに続き、懐かしいお菓子づいています。次はピーセンとチロリアンを探しにゆくか!
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「ぬれ甘なっと」はフィルムで裏打ちされた気密性のある不織布に入っています。このような少し水分があって食べかけの袋を封止するのには食品用クリップの登場となります。似た商品は百円ショップ等にもあるのですが、樹脂の色の好みを考えるとスウェーデン・ウェーロックブランドの「クリップイット」かな。さまざまなサイズがあり、選ぶのでしたら少し大きめが良いと思います。