ニコンから4月12日、デジタル一眼レフ「D7500」が発表されました。
ニコン公式サイトによりますと、上位機種「D500」と同等のセンサー・画像処理エンジンを備えているとのこと。あとは7000番台機で取り残されていたボディのモノコック化も実現。詳報は専門の記事やブログにお任せするとして、DX機ハイクラス&コンパクトという7000番台の良さが継承されたことになります。
私は(これを期に旧型となった)D7200を使っているのですが、正直ホッとしました。クルマでも電子ツールもそうですが、後継機が出ないほど寂しいものはありません。ことデジタルカメラについてはこれまで、「新型を確認してから旧型の最終モデルを買う」パターンが多かったと思います。もちろん価格がこなれてくるのが理由ですが、「新型が出ると旧型欲しい熱がメラメラと燃え上がる」という不思議な性分も購入への大きな動機付けになっています。なぜか新型が出ないとピンと来ないのです。
新型が出るということは、メーカーはそのシリーズを大切に見ている証になります。それゆえ旧型を購入する際の安心感は増すわけです。
約1年前にD7200を購入した際には新型登場の気配はまったく無くて、ちょっと心配をしていました。それでも必要に迫られて入手をしました。ようやく後継機が出たので、これから安心してD7200を使ってゆける、そんな気分でおります。
ただし、D7200からD7500になってもモードダイヤルの表示板の質感が改善されていないみたい。そこだけ、少しざんねーん!
※4月15日、測距性能についての記述に誤りがありましたので訂正しました。