和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

新製品との出会い、ちょっと残念。

昔は新製品をお店で初めて「発見」して「うわっ!こんな物がっ!」っていう驚きと感激を体験できたけど、今はイヤでも先にWebで知っちゃうので、ちょっと残念。

より早く新製品に出会いたくて、ここなら!というお店を都内で探し何軒か開拓して、月に1回とか2回、電車に乗ってそのお店まで出向いていた子供の頃が懐かしい。

・・・でもメーカーにとってみれば、昔ならば流通に一生懸命営業して、流通経由で小売店に置いてもらって、お客の反応を長時間待って、その結果をまた流通経由で収集して、そうこうしているうちに本当に使いたい人達にたどり着く前に息絶えて(=時間に負けて)廃番になってしまった製品も少なからずあったと思います。

いまは情報経路の多様化でメーカーでも一般向けの発表会を気軽に開けるし、新製品の話題はメディアやブログを経由して一気に広まって、市場からのレスポンスも早いはずです。

なので実際には、メーカーから流通・小売り、そしてユーザーにも幸せなことです。 残念の前に「ちょっと」を付けたのは、そういう理由。「基本幸せ、でもちょっと残念」