月刊スピリッツ(小学館)にて連載中。藤原嗚呼子先生の「きまじめ姫と文房具王子」。先日発売となったコミック第一巻が届きました。
コミックを買うのは有間しのぶ先生の作品ぐらいなのでちょっと緊張。仕事がひと段落したので深夜にパッケージを開封。お茶しながら読みました。
背表紙の一文を読むと ~ 京都の大学に講師として赴任した姫路かの子。研究室が相部屋になると聞かされ、訪ねると… そこは溢れんばかりの文房具の山が!! ~
マンガに文房具の話題が織り込まれるってどうなるのだろう?と思いながら読み進めたのですが、これが楽しい。思えば、自分が使っているこの製品だってあの製品だって様々なストーリーを伴って手元にやってきたんだ。人と文房具との出会いや関わりってまさにこういうものだよなぁって、未明の時間にひとりで感激。
自分の本では文房具のことを「仕事を遂行するための道具」として捉えるために、できるだけ製品情報をそぎ落としているのに対し、本書では製品周りのエピソードがふんだんに盛り込まれています。同じ物について多くの見かたがあるのが興味深い。
けっして自著の宣伝ではなく「頭が良くなる文房具」とセットでお読みになられることをお勧めしたいです。楽しめると思います。
・・・そして、絵のパワーってすごいなぁ。
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