和田哲哉 -LowPowerStation-

ステーショナリープログラムと信頼文具舗を運営している和田哲哉のブログです。

夏を乗り切る換気扇

神奈川県地方。夏、真っ盛りです。 今日はいつもと違うテーマ:「家」です。

うちは弟夫婦のお知り合いの建築士さんのお世話になり、その建築士さんの懇意の方々に監理や建築をお願いして建てた、いわゆる非メーカー系の注文住宅。すでに築12年ほど経っているのですが、この家については大小含めて不満無く過ごせており、本当にラッキーなことと思っています。その中でいくつか実施して良かったことがあります。ひとつが「家の一番高いところに設置した換気扇」です。

設計時に家財(いや、ガラクタ)が結構な量になることがわかり、そのバッファ役として小屋裏(いわゆる屋根裏にあたる部分)に納戸スペースを設けました。そしてそのスペースはドアやフタで隠すことはせず、リビングルームと同じ空間で繋ぐ設計にしてもらったのです。

こうすることで、季節で片づける扇風機など大きなダンボールも容易に納戸に収納が可能に。またリビングルームの空気容積が広がることで、室内の温度&湿度変化が緩やかなものとなり人に優しい部屋となりました。ピアノの音響にも効果があるようです。ここで建築士さんから提案が。「納戸の一番奥に換気扇を付けましょう」と。

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納戸がリビングルームの最上部分になるため暖かい空気が滞留します。この空気を換気扇によって小屋裏側に強制的に排出しましょうというお話。設置したのは本当に普通の換気扇です。はたして、その効果はなかなかのものでした。リビングルームから一番遠い部屋にある小窓(防雨タイプ)を開放し、換気扇を常時稼働させるだけで2階全体の空気を程よいペースで換気。窓を開けられない留守中や降雨時でもフロア全体の室温を効果的に下げてくれます。換気扇の消費電力は15W程度。エアコン1台の十分の一くらいでしょう。

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加えて、2階の各部屋にはドアの上に換気窓を設置し、キッチンの天井も天窓からの採光のため開放して、そのまま納戸に空気的に繋がっているので、ほぼフロア全ての空気の換気ができる仕組みです。屋根付近の熱気を強制的に降ろして床下に回すなど積極的な住宅も存在していますが、安価な換気扇をひとつ設置するだけでも一定の効果が出る例として、ご参考まで。