コロナ禍で人とお会いする機会が極端に減っていますが、時々こんなことも。
ちょっと前のことになってしまいますが、いつもお世話になっている輸入商社「日本システムス株式会社」の村岡社長様とお会いさせて頂きました。村岡様のご専門であるファイリング用品についての楽しいお話など。(せっかくお写真をお願いしたのに、私の目が閉じていますね。)
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私の師匠、市浦潤さんにも久しぶりにお会いしました。膨大な量の「市浦さんコレクション」の片づけの手伝いにお呼ばれしたのです。
いまや世代を問わず人気の文房具。その潮流の原点におられるキーパーソンのおひとりです。市浦さんのご著書:「文房具・知識と使いこなし(新潮文庫)」や、当時の連載(マガジンハウス・世界文化社など)、ムック(中央公論社・ステレオサウンド社など)など、機会があればご覧になられることをおすすめします。
都心のとある巨大な倉庫。市浦さんのコレクションを順番に紐解いて、あれこれ盛り上がっていました。(あまりに広い倉庫内なのでソーシャルディスタンスは十分に確保できていました。私はマスクをしていました。)
市浦さんがすごいのは、ご興味の対象と知識の領域が文房具にとどまっていないところです。オフィス家具、照明器具、オートバイ、クルマ、建設重機、産業機械と、デザイン物からメカ物まで「なんでもござれ」。話が尽きません。
市浦さんはご幼少の頃、ホンダの創業者:本田宗一郎氏一家に可愛がられ、市浦さんの米国留学以降は本田氏の声がかりで初期のホンダオブアメリカの手伝いをされていたそうです。北米輸出をめざして開発したホンダS800(試作車)の現地でのテストドライバーのおひとりでもありました。
写真の製品は、いまや世界中で大人気「ホンダ発電機」の1号機(試作機)らしいです。
倉庫から東京駅八重洲口までの帰路はずっとクルマの話。ラッキーにも燃料電池のバスが来ちゃったので、ふたりでニコニコでした。
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