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和田哲哉 -LowPowerStation-

ステーショナリープログラムと信頼文具舗を運営している和田哲哉のブログです。

「モバイルプリンスのファーウェイ王国」レポ(3/3)

イベント 電子ガジェット

東京・赤坂で開催されたイベント「モバイルプリンスのファーウェイ王国」。今回はそのレポートの最終回です。  

  

・参照:レポ(1/3)イベントの概要
・参照:レポ(2/3)HUAWEI P9について  

  

今回は HUAWEI MateBook について。

  

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私はこれまでP9の事は知っていましたが、MateBookは初めてです。  

    

本機は、ハードウェアの形態としては Windows10 が走る12インチ画面のタブレットです。これに別売りの「Portfolio Keyboard(キーボード&トラックパッド付きのマグネット着脱式カバー)」を装着すると「ほぼノートPC」として使うことが出来ます。  

  

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タブレットとは言え、12インチ画面は仕事に使えるたっぷりサイズ。写真は本体側面に備わった指紋認証センサーに指を当て、タブレットがアンロックする様子を披露しているところ。  

  

MateBook は一見するとタブレットの形態ながら、Windows10 搭載かつ現時点で充分なCPUスペックと、後述するトラックパッド付きキーボードカバーとの組み合わせで限りなくノートPCに近い製品と言えます。

また、指紋認証センサーを画面の側面に配置し、ユーザーの使い勝手に配慮したセキュリティー機能を実現しています。

  

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別売りのカバー「Portfolio Keyboard」はトラックパッドと充分に使い心地の良いキーボードを装備。カバー装着によって「ほぼノートPC」として使用が可能。またカバー部分には2箇所のマグネットが備わり、マグネットの吸着位置を変えて液晶画面(=タブレット)の角度を2段階に調節できます。

  

その「ほぼノートPC」を支えているのが、本体とPortfolio Keyboard間の電気接点を使用した接続です。Bluetoothキーボードではないため、キー入力時のタイムラグの発生を防いでいます。

  

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MateBookとPortfolio Keyboard間はBluetoothを介さない電気接点接続方式。しかし両者は各々に備わったマグネットによってしっかりと吸着する。  

  

電気接点方式のおかげで実用的な明るさの本格的なキーボード照明も装備。ここからも「ほぼノートPC」を具現化しています。

  

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スマートフォンで簡単に撮影できるほどに充分な照度のバックライト付きキーボード

  

そしてMateBookの「ほぼノートPC」をさらにサポートしているのが、オプションユニットであるこの「MateDock」です。MateBookのUSB C と接続し、各種USBコネクタ,HDMI,VGA,Ethernetとの接続を実現しています。その拡張性だけでなく、スマートなデザインもMateDockの美点です。  

  

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スマートなデザインのMateDock  

  

MateBookのサイズ感をお伝えしたく、私の写真も。  

   

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MateBookのサイズ感。モバイル機器はコンパクトが一番!  

  

基本は「そぎ落とし」を極めたタブレット形態。しかし必要ならば充分な機能を提供するトラックパッド+キーボード付きのカバーを用意。さらにMateDockでの拡張性も。  

大袈裟な機構に頼らないハードウェア、でも必要なものはちゃんと揃っている。そういう肩ひじ張らない「普通」を実現したHUAWEI MateBookのコンセプトは好感の持てるものでした。

  

今回のイベント時間内に確認できたのはここまで。今後機会ありましたら、実際の使い心地も試してみたいと思います。  

  

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ファーウェイさん、プリンスさん、長田さん、ありがとうございました。

  

(本イベントには「参加者は各自のブログに記事を3本掲載のこと」という条件がありましたので、この記事はそれに連動してのものとなります。なお、参加や記事執筆に際し報酬は受け取っていません。) 

  

「モバイルプリンスのファーウェイ王国」レポ(2/3)

スマートフォン イベント 電子ガジェット

前回の記事の続きとなります。

(ファーウェイ製品の初心者です。)  

  

東京・赤坂で開催された「モバイルプリンスのファーウェイ王国」。

ここで紹介された製品はこのふたつです。  

  

・Android スマートフォン:「 HUAWEI P9 」

・Windows10 タブレット:「 HUAWEI MateBook 」

  

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MateBook と P9  

  

まずは「P9」。最大の特徴は、カメラ機材メーカーの「名門」と言える「ライカ(LEICA)」ブランドと共同開発したカメラ部の搭載です。しかもアウトカメラだけでレンズ(=センサー)を2基備えております。

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LEICAブランドのアウトカメラ2基を備えたP9の外観
(その下の四角い部分は指紋認証センサー) 
アルミボディ、サラリと美しい外観はとても好ましいもの。

  

ふたつのセンサーは画素数は同じながら、ひとつはモノクロセンサー、もうひとつはカラー(RGB)センサーとなっており、輪郭抽出と色情報取得の役割を分担します。この方式によって高精細な画像を高速で処理する機能を実現しているそうです。その結果「iPhone7 plusよりも明るく鮮明に撮影出来る(ファーウェイ)」とのことです。

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HUAWEI P9 のダブルセンサーの役割  

  

P9のカメラ機能へのこだわりはレンズ&センサーだけでなく、コントロール系にも及んでいます。カメラモードの時に画面を右にスライドさせると多彩な調整メニューが出現(写真)。メニュー項目は数多く、この純正カメラアプリだけでP9のカメラ機能を存分に楽しむことができます。写真には出ていませんが、画面を左にスライドさせると一眼レフカメラの「シーンモード」と同様のメニューが現れ、カメラに詳しくない初心者でも簡単に映像表現のバリエーションを実行可能になっています。

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多彩なメニュー。画面のデザイン&レイアウトもスマートで好感

  

撮影時の構図を決める「グリッド」には、通常の縦横線に加え黄金分割比由来の「フィボナッチらせん」も用意されています。

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「フィボナッチらせん」を表示させた様子。また、画面下端に並んでいる数値はカメラを「PROモード」にしている際の操作パネル。ホワイトバランス・感度・露出補正など、ユーザーの意思で細かい調整が可能。

  

P9のカメラ部。もうひとつの特徴は、「ワイド・アパーチャ」機能です。  

いま流行りのInstagramやLINEを始めとするSNSにアップロードされる写真において、目的の被写体にのみピントを合わせ、背景部分のピントを出来るだけぼやかせる「ボケ効果」のある写真が求められることがあります。いっぽうで、人物と風景といった距離の差が大きなふたつの被写体の両方にピントを合わせたい、記念撮影のような場面もあると思います。

通常のカメラでは、被写体や背景のピントの合わせ具合は撮影時にしか調整が出来ず、撮影者に一定のカメラ知識と技能が求められていました。またカメラのレンズに能力の限界があったり、撮影時の明るさの条件によって、思い通りのボケ効果を引き出せないこともありました。

こうした難題を解決するため、カメラのハード(レンズやセンサー)とソフト(画像制御プログラム)の連携によって、撮影後でもボケ効果を疑似的に調節可能にした仕組みが、この「ワイド・アパーチャ」機能となります。

(この機能はP9だけでなく、GalaxyシリーズやiPhoneの一部機種にも搭載されています。また、その実現方法については各社が工夫をしており、動作速度や画像仕上がりの精度を競っています。)

  

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P9のワイドアパーチャ機能を試しているとこ。モデル(Sさん)の背景領域と手前(腕の部分)に適度なピントのボケが生まれ、写真の立体感が増していることが分かります。  

  

写真では(会場にいらしていたSさんに許可を頂き)ワイド・アパーチャ機能をテストしています。まずは撮影の前にワイドアパーチャ機能を有効にしておく必要があります。撮影後、ピントを合わせたい箇所を指定(写真ではSさんの頭部に)し、カメラで言うところのF値(レンズの絞り値)を調整しますと、頭部以外の距離にある被写体のピントの合い具合、つまりボケ具合を自在に変えることが出来ます。  

P9では前述のふたつのセンサーを連携させて被写体各所の距離情報を綿密かつ高速に検出しているらしく、私の期待値以上に正確な「擬似ボケ」画像を生成していました。

  

この日は限られた時間内で基本機能しか試すことができませんでしたが、カメラ機能に関しては、現在のスマートフォンとして充分な画質・快適な操作性・抑えのきいたインターフェイスと、気持ちの良いものでした。

クセの無いサラリと品の良い本体にLEICAのロゴマークが「保証」するカメラ機能。実売5万円を切る価格。他のSIMフリーandroid機と比較して大きなアドバンテージになっているのは確かで、HUAWEI社のマーケティングの正しさを実感します。  

あとは、日本国内でのサポート態勢はどうなのか。ウェブでの噂も確認しつつ、今後の購入製品対象としてwatchしてまいりたいと思います。  

  

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今回のイベント、司会・進行をされたモバイルプリンスさん(左)と、P9とMateBookを解説してくださったAndroid総合情報サイトGAPSIS 編集長・長田卓也さん(右)。  

  

次回(最終回)はMateBookについてです。 

  

blog.sprg.jp

 

  

(本イベントには「参加者は各自のブログに記事を3本掲載のこと」という条件がありましたので、この記事はそれに連動してのものとなります。なお、参加や記事執筆に際し報酬は受け取っていません。)  

  

 

 

「モバイルプリンスのファーウェイ王国」レポ(1/3)

イベント スマートフォン

ファーウェイ主催のイベント:「モバイルプリンスのファーウェイ王国」に行ってきました。  

  

smartphoneokoku.net

  

当ブログではお馴染みの「モバイルプリンス」こと、島袋コウさんがイベントの司会進行をされるとのことで、そのご活躍を拝見したくて参加申請をしました。  

  

(イベントには「参加者は各自のブログに記事を3本掲載のこと」という条件がありましたので、この記事はそれに連動してのものとなります。なお、参加や記事執筆に際し報酬は受け取っていません。)  

  

このイベントはブロガーズミーティングの形式で、名古屋を皮切りに東京・大阪・福岡の4箇所を回るというもの。私がお伺いしたのは11月25日の東京の会でした。

東京・赤坂の美しい夜景が一望できる高層階のミーティングルームに、濃いブロガーの皆さんが集結していました。  

  

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会場には20名超のブロガーさん達が集結  

  

ファーウェイが用意したのは、Androidスマートフォン「HUAWEI P9」と、Windows10 タブレット「HUAWEI MateBook」のふたつです。  

  

ライカブランドとコラボレーションしたP9は、いま人気のスマートフォン。アスキーJP「T教授の戦略的衝動買い」の記事でも評価の高い、P9の実機に触れられるのは今回の楽しみのひとつでした。  

  

ascii.jp  

  

モバイルプリンスさんはお馴染みのコスプレで登壇。でも来場者が皆、そのスジのヒトタチ(笑)ゆえ、前置きもそこそこにこの日のプログラムへと入ってゆきます。

  

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90分で数多くのメニュー。プリンスさん、腕の見せ所です。  

  

華為技術(ファーウェイ)日本株式会社の須藤様より、HUAWEI社のあらまし・近年の業績、そして今回のふたつの機種についてご説明を頂きました。  

  

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華為技術日本(株)端末統括本部の須藤様  

  

ちまたでのニュースのとおり、スマートフォン製品を始めとしたコンシューマー事業分野での業績は、かなり順調のご様子です。  

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須藤さんのそれぞれのご説明に、タイミング良く「合いの手」を入れるように補足説明を加えてくださるモバイルプリンスさん。

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会場が暖まってきたところで、話題はP9とMateBookの各機種の詳細説明へと入ります。  

  

blog.sprg.jp

 

   

おひさしぶりです(頭をぶつけました)

雑記

しばらくの間、ブログをお休みしていました。じつは先月下旬に不覚にも屋外で頭を強打したのです。その後も頭頂部のうっすらとした痛みが続きました。

ただ痛いだけではなく、いま思えば文章を書く集中力や創造力も低下していたようです。あいにく睡眠時間が短い日も続き、これまでリフレッシュする機会を見いだせずにおりました。  

先日ようやく充分に睡眠ができ、頭の痛みも取れて復活となりました。これから少しずつブログを再開したいと思います。宜しくお願いします。  

  

「モバイルプリンスのファーウェイ王国」行ってきます!

イベント スマートフォン

あした、このイベントに参加してきます!

「モバイルプリンスのファーウェイ王国」:

 

smartphoneokoku.net

  

沖縄の「オキラジ」で毎週木曜日に放送中の「スマートフォン王国」。パーソナリティーのモバイルプリンスこと、島袋コウさんがこのたび、ファーウェイ主催のイベントで司会進行をされることになりました。  

  

本イベントの開催地は名古屋・東京・大阪・福岡の4箇所。私は11/25の東京の回におうかがいする予定です。  

  

本イベントはブロガーズミーティングの形式で予約制(審査あり)。会場ではHUAWEIの P9やMateBookを試すことが出来るとのこと。ふたつのライカレンズを搭載したP9の特徴をプリンスさんにレクチャーしてもらおうと思います。  

  

イベントの様子はこのブログでお知らせします。  

  

「マルマンフェア2016」におうかがいしてきました

文房具 イベント

スケッチブックやリングノート、ルーズリーフでお馴染みのメーカー:「マルマン株式会社」。毎年秋に開かれる取引先向けの展示会「マルマンフェア」におうかがいしてきました。今回はそのミニ・レポートです。(会場内はマルマン様に許可を頂いて撮影しました。)  

  

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会場となった五反田「東京デザインセンター」、エントランスのサインボード。marumanのロゴマークに画紙のテクスチャーが重なっています  

  

マルマンフェアは主に、年末から来春にかけて発売が開始される新製品の発表の場になっています。会場に入り最初に目に飛び込んできたのは、天井から吊るされた「Maruman Loose Leaf」の巨大なプレート。今回は特にルーズリーフ関連商品がテーマになっていることが分かります。  

  

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天井から吊るされた巨大なプレートには「Maruman Loose Leaf」の文字が  

  

最初の展示はマルマンの基幹製品のひとつ「書きやすいルーズリーフ」のフルラインアップから。なんとパッケージがリニューアルされています。これまでの適合筆記具を記したグラフィック類は無くなり洗練されたデザインに。親しみやすさは少し薄まったかもしれませんが、まるでルーズリーフが「学童・学生文具から一歩抜け出た」ことを宣言するかのような大人っぽい雰囲気に。個人的には好感が持てるものです。

  

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「書きやすいルーズリーフ」が新しいパッケージに  

  

ルーズリーフには他にも大きなニュースがあります。「クロッキーリーフ」と「画用紙リーフ」の登場です。クロッキーリーフはクリーム色の用紙。画用紙は並口紙が採用されています。スタート時からA4,B5,A5判(画用紙はミニサイズも)が揃い、12月から発売開始とのこと。「絵を描くことにスポットを当てた製品(→マルマンのリーフレットより)」、楽しみです。  

  

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「画用紙リーフ」・「クロッキーリーフ」の登場も大きなニュース  

  

ルーズリーフを綴じる「ファイルノート」にも複数の新製品や試作品が出ていました。写真はソフトな素材で丸めたり表紙を容易に裏返すことが出来る「クルフィット(KURUFIT)」。すでに一部は店頭に並んでいますが、今回はこのシリーズのA5サイズが登場とのことです。手頃な価格(¥380.+税)なので、クリアフォルダのように気軽に使えそうです。  

  

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スリムで軽くてソフトな「クルフィット(KURUFIT)」  

  

ファイルノート&バインダーの新製品、ふたつめはこちら。リネン素材を使った上質なハードカバータイプのバインダー「プラシード(PLACIDE)」です。

・・・これにはちょっとびっくりしました。リネン素材は、かつて私が少しだけマルマンさんのお手伝いをしていた頃に一度要望を出したことがあるからです。マルマンでは昔(ざっと30年以上前)、手触りの良いリネンのハードカバー・バインダーを作っていました。重厚な佇まいゆえ用途は絞られますが、大人だったらこういうノートを使いたいと思ったものでした。それが趣味の良いカラーとスクエアなデザインをまとっての登場。とてもうれしいです。  

  

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フランス産リネンを採用のハードカバー・バインダー「プラシード(PLACIDE)」 

  

本製品も上質かつ、カッチリ・シッカリとした手応えのあるものですが、注目なのは表紙の開閉がとても軽いところです。リネンカバーの中にある芯材の、表紙・背表紙・裏表紙がそれぞれ別体のパーツになっているらしく、カバーの開閉操作に抵抗感は無く、デスクの上ではカバーが180度平らになり、しかもカバーを裏側に折り返すことも出来るのです。

リーフレット(配布資料)には「大人のためのバインダー」の一文が。これまで文房具でも、それ以外のジャンルでも「大人の」と言われながらそうでも無いものは数多く見てきましたが、本品についてはキャッチコピーに偽りは無しであると思います。今回の私からのイチオシは「プラシード」にて、宜しくお願いします。

  

 ルーズリーフ関連製品以外にも新しいものが幾つか出ています。見た目で印象的だったのはこの小さなステノパッド(上綴じノート)、「レクセル(RECCER)」です。

  

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美しい配色が見どころの「レクセル(RECCER)」  

  

これまでマルマンだけでも多くの種類がラインアップされていたポケットタイプのステノパッド。しかし今回の製品は、グレー系の階調を基本カラーにしたスタイリッシュな表紙が特徴です。さらにカバーを開くと各表紙色毎に丁寧に調整されたイエロー/ライトグレー/ベージュの色ページが現れ、こんな小さなメモ帳でありながら、ほどよい上質感を味わえる趣向になっています。

意識的に「カッコよくデザインされた」ものでありながら、けっして出しゃばりすぎないロゴ類やページレイアウトなどの各要素を見るに、最近のマルマン製品の商品開発の確からしさを感じるところです。  

またレクセルは、今回はA7変型&B7変型のふたつのバリエーションのみの発表ですが、今後はマルマンのビジネスノート系のブランド「ニーモシネ」に並ぶ、メモ系製品群のブランドとして育ってゆくのかもしれません。  

  

 ほかにもまだ新製品・試作品が出ていたのですが、あとは登場してのお楽しみということで。

 

さて今回のフェア、来場者には受付にてマルマン・バインダーのハイライン「ジウリス(GIURIS)」のA5サイズが一冊ずつ渡されました。これを手に会場に入りますと、マルマンのルーズリーフ関連アクセサリのほぼA5サイズ全商品(ノート用紙もポケットリーフなども)が整然とディスプレイされたとても長いテーブルがありまして、なんとここから好きなだけジウリスに綴じて持ち帰ることが出来るという、夢のようなプレゼント企画が開催されていたのです。

   

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ジウリスと様々なアクセサリーをその日から試せるうれしい企画  

  

今回、私に同行して頂いたSさん(東京小猫商会のメンバー)は、偶然にもA5ルーズリーフ&ファイルノートのヘビーユーザー。さっそく頂いたジウリス&アクセサリを活用されているとのこと。後日、Sさんからお送りいただいたお写真をこちらでご紹介する予定です。

  

 

PFUのomoidoriで初代レガシィをスキャンしてみた

ScanSnap 電子ガジェット 雑記 クルマ、好き?嫌い?

HHKB(ハッピーハッキングキーボード)」や「スキャンスナップ」でお馴染みの(株)PFUさんが今年6月に発表した製品「omoidor(オモイドリ)」。この発表会にお招きを頂き、有り難いことに機材のご提供も受けてしまったのに、LowPowerStationで迅速なご紹介ができず4ヶ月も経ってしまったダメな私です。

本日はその反省も踏まえつつ、でもomoidoriの基本仕様はすでに皆様ご存じのはずなので、なにか違うアプローチも考えつつ書いてみたいと思います。  

  

omoidoriとは

銀塩カメラで撮影した写真プリントをそのまま手軽にスキャンできる、iPhone対応の「アルバムスキャナ」です。  

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株式会社PFU "omoidori"  

  

スマートな白いボディの中央部をパカッとA字型に開きますと、その内部には大きな2枚の鏡面と4灯の白色LEDランプが現れます。omoidoriの側面にiPhoneをセット。専用アプリとの連携で写真プリントを簡単にスキャンすることができます。最適なLED点灯とスキャン手順を行い、そこに写真の自動合成技術を連携させることにより、アルバムに貼られた写真プリントであっても表面をテカらせることなく簡単に美しくスキャンが可能。最近登場した最新モデルはiPhone7にも対応。初期モデルのユーザーも有償でiPhone7対応モデルにアップグレードできます(申し込み期限あり)。  

    

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アルバムに貼られた写真もそのままスキャン  

  

クルマの写真をスキャン

omoidoriを手にして最初にスキャンしたいと思った写真はコレでした。クルマは初代のスバル・レガシィ ツーリングワゴンGT(後期型)です。

フジフィルムの使い捨てカメラ「写ルンです」で一時期登場したワイド版「パノラミック」で撮影。プリントの横幅はL判の2倍近くあります。「omoidori」は本来のスキャン範囲を超えても本体を横にずらして2回スキャンし、あとは専用アプリ内で2枚の画像データを美しく自動合成してくれます。さすがにパノラマプリントの全幅スキャンは無理ながらも「思いどおり」にレガシィの全長を捉えてくれました。

夕暮れ時の撮影のためプリントの段階では粒子が粗く発色も不自然でしたが、画像データ化によってPhotoshopでさまざまな補正が出来ました。ウチにはほとんど記録が残っていない初代レガシイの美しい姿をモニタ上で見ることが出来て満足です。

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我が家では仕事の都合からライトバンやステーションワゴンしか買ったことがなくて、ものごころ付いた時から後ろがパカッと開くクルマしか知らないものですから、たまにセダンなんか乗ると後ろ側に突き出たトランクをどう使えば良いのか分からなくて変な汗をかいてしまいます。でもふり返ってみますと国産のステーションワゴンはこれまでほとんど開発がされていなくて、幅広いクルマ選びが出来ない退屈なジャンルの車型でもありました。(近ごろは輸入車がいっぱい入ってきて選べるようになりましたけど。)

そのような「かぼそい」クルマ選びのなかセドリックやクラウンのステーションワゴンを乗り継いでいたところ、1989年にスバルから「ツーリングワゴン」の名を冠した初代レガシィが登場したのであります。

レガシィ登場以前のスバルと言えば、スバル360やスバル1000などによる名声も年月が経って影をひそめ(もちろん水平対向エンジン+優秀な四輪駆動システムを支持する熱心なファンが多かったとは言え)、実直ながらいまひとつ垢抜けない自動車メーカーになっていました。

それが突如、流麗なボディにターボを搭載したGTグレードという、ステーションワゴンしか乗り継げない人たちの目がハートになってしまうようなモデルが現れたのですから、そのスジへの衝撃は相当なものだったことに間違えはありません。また1980年代の後半は映画「私をスキーに連れてって」などの影響もあってか、多くの人達がスキー場へと向かっていて、スキー用品を積載し雪道も安心ということでレガシィの人気をさらに後押ししていたはずです。

  

最初にレガシィに目を付けたのは私の弟でした。それまでクラウン・ステーションワゴンに乗っていた会長(父)が渋るのを押し切り、写真の初代レガシィ(後期型)が我が家にやってきたのです。いまだに思い出すのは、ヒット作とは言いながらレガシィがまだ社会現象的な騒ぎには至っていないころ、私たち家族が初めてスバルの販売店を訪れた際、所長以下お店のスタッフ全員が仲良くヤクルトを飲んでいて、皆さんが一斉に「やべっ、お客さん」という目でこちらを見てきたことです。まだまだスバルの営業所は平和だったのでしょう。けれども、レガシィがきっかけとなった以降のステーションワゴンブームは大変なもので、国内ではトヨタがレガシィにイメージを寄せた「カルディナ」を発表。海の向こうではレガシィの地上高を上げた「アウトバック」が驚異的なヒットに。これは現在に至ってもなおスバルの基幹商品になっています。  

  

さて、うちにやってきた初代レガシィは、見た目の良さだけでなくハンドルを握っても衝撃ものでした。セドリックやクラウンでは当たり前になっていた直列6気筒エンジン特有のコーナリング時の鈍重な挙動がコンパクトな水平対向4気筒には皆無ですし、多少ラフな加速をさせてもフラットな姿勢のままでスッと前に進む「四つ足感覚」と呼びたい安全で低重心な走行感覚は、現行のレガシィやレヴォーグにもそのまま通じているスバル四駆独特の特徴でした。  

会長もすぐにこのクルマのファンになったようで、結果として初代から5代目まで、もらい事故による買い替えも含めこれまでに計6台の歴代レガシィを乗り継ぐことになりました。  

  

ではこれまでで一番好きなレガシィは?と聞かれたら、私は迷わず、この初代を選ぶでしょう。初代(BC/BF系)と2代目(BD/BG系)との違いは結構多くて、2代目においてシーケンシャルツインターボの搭載や車体の剛性強化など数々の改良が施されてはいるのですが、ターボが効く前のスカスカな走り味や道路の小さな轍(わだち)さえもハンドルに伝わる油断のならないセッティングなどについて、2代目以降の優等生的なレガシィには無い「ちょっとダメな感じ」が、かえって印象に残っているのかもしれません。  

初代が好きだったのにはもうひとつの理由(=コネタ)があります。この初代後期モデルは、本来ならば平板なデザインのアルミホイールが標準で備わっていました。けれども担当のかたにご無理をお願いして、人気が高かった初代前期モデルのマッスルなデザインのアルミホイールに、しかも前期型セダンの限定車「RS type RA」のダークグレーに塗色されたものに換装をしてもらっていました。このホイールを装着した初代後期レガシィはおそらく日本でこの1台だけだったかもしれません。ほぼ黒に近いダークグレーのボディにダークグレーのアルミホイールと「シブカッコいい」一台でした。  

  

最後にスバルが作るステーションワゴンの凄いところをひとつ。ワゴンボディ最大の特徴である大きな後部ドア。ここは開口部が大きいため、車体の強度を大幅に低下させるウィークポイントでもあります。スバルに切り替える以前に乗っていた4台のトヨタ車と1台の日産車はいずれも、このバックドアの建て付けと留め金具の設計がいまひとつで、少しでも荒れた路面を走ると後部からガタガタときしむ音が発生していました。クレームして金具を修繕しても直らず、これはワゴンボディの利便性と引き換えにつきまとう、避けることの出来ない欠点と諦めていました。ところがレガシィのバックドアからは、初代から現在乗っているモデルに至るまできしみも金具のガタツキ音も発生しないのです。つまりこの欠点は無くそうと思えば無くすことが出来たわけで、スバルのユーザーの気持ちに立ったクルマ作りを知る大切なポイントとなったのでした。  

  

と、いつまでも語っていてすみません。omoidoriで写真をスキャンして、こういう事を思い出しながらグダグダと書きたかったのであります。さて次はどの写真にしようかな。