和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

サンウェイマン D20A はフラッシュライトの新潮流?

ようやく入手。 「 SUNWAYMAN D20A 」フラッシュライト。

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すみません、いきなり後ろからの写真で。本製品、意外とフォトジェニックではなくて。気に入っているのはテールキャップ部分の赤いロックダイアルを見ることができる、この角度。

きょうはフラッシュライト、つまり懐中電灯のお話です。

以前お伝えしたとおり、子供の頃からフラッシュライトが好きで、コレクションこそしないものの珍しい製品が出るとすぐに買っていました。やがてLEDで発光するフラッシュライトが登場し、それまでの豆電球で光る製品は一気に過去のものとなるのでした。

しかしLED化によって、手持ち型のフラッシュライトの外観は、価格や性能に関わらず「電池が収まるアルミ素材の円筒形の基本ボディで、少し太くなった先端にLEDが収まっている」ものに画一化されてしまいました。

あるときフラッシュライト関連のWeb評価サイトを見ていると、1台の変わった製品が目にとまりました。スクエアな形状。白と赤のLEDが縦に並ぶ基本構成は、今は無きサンヨーの名機:サンヨーカドニカNL-421を彷彿とさせるもの。「SUNWAYMAN D20A」です。

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いまの私は「円筒形でない」というだけで歓迎です。本製品最大の特徴は、前述のとおりメインの白色とサブの赤色、ふたつのLEDが並んだ構成にあります。これらLEDを、軽い押し心地のふたつのボタンを使い、オン/オフ・明度調整・点滅モード選択と自在に操ります。

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これまで持ち歩いていた「STREAMLIGHT・STYLUS PRO」とともに。各本体サイズの差は、使っている乾電池の差(単4電池2本と単3電池2本)によるもの。明るさは65ルーメンから258ルーメン(最大値)へとアップ。とは言え、STYLUS PROの、65ルーメンでの6時間半稼働は日常使いとして充分な性能であり、非常に心強いものでした。

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手にした様子から、充分コンパクトなサイズであるのがお分かり頂けると思います。ただしズシリと重い(160g)です。こんなデザインですが、IPX-8レベルの防水性能を有します。そのほかハードウェアの詳細については、またの機会にご紹介させてください。

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 マイベストフラッシュライト「DURACELL DURABEAM」とともに。(DURABEAMは25年以上前の製品ですが、いまでも古さを感じさせません。このままのカタチでLED版が出ないかな。)D20Aのような四角い本体のフラッシュライトは他社からも少しずつ出始めているようです。多色のLEDをひとつの本体に収めるのには、円筒形よりも四角いほうがやりやすいからかもしれません。個人的にも四角いタイプが増えて欲しいと思っています。

SUNWAYMAN。メーカーの本社所在地がいまひとつ分からず。パッケージには中国製造と記載されています。日本国内でも入手が可能なはずですが、私は某ショップに問い合わせのメールを出したところ返事が無くて。今回はやむなく知人にお願いし、米国からハンドキャリーして頂きました。