和田哲哉 -LowPowerStation-

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ナイトコアMT22Aは単三乾電池で使える超軽量フラッシュライト

前回に続きフラッシュライトについての話題です。
ナイトコアMT22Aを購入しました。
これも地味な製品なのでパッケージの様子から。

  

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ナイトコアMT22Aのパッケージ

MT22Aは前回ご紹介したP18と同じ「NITECORE(ナイトコア)」の製品です。パッケージのブラックにイエローのアクセントは現在のナイトコア製品に共通のコーポレートカラー。赤色に白抜き文字で書かれた「260 LUMENS」の記述がポイントでしょうか。

  

ナイトコア ブランドについては前回の記事をご覧ください:

blog.sprg.jp

  

P18が屈強そうなアルミニウム合金のダイキャストボディー+強力な1800ルーメンの明るさなのに対し、MT22Aは樹脂ボディーが採用され仕様も日用品に近いものです。詳細を追ってみます。

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NITECORE MT22A (FRONT SIDE)

電源には単三型乾電池2本を使用。アルカリ乾電池・リチウム乾電池・エネループ等の単三型充電池に対応します。本体内には電池2本を並べた状態で収容するので外形は私が好きな四角いシルエットになります。

樹脂部分の色はブラック、鮮やかなイエロー、そして写真のタン(=淡い茶色)の3種。LEDが収まるハウジング部分は金属製で本体色に関わらずブラックです。

使いやすい大型のクリップが備わり、革ベルトやバッグに固定できます。本体の全長が短いので腰に付けても邪魔になりません。

  

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NITECORE MT22A (REAR SIDE)

 LEDの点灯/消灯は本体後ろのプッシュボタンで行います。押しても音がしないP18のプッシュボタンに対し、こちらは押すと明確なクリック(カチッ)音を発します。

本体側面の鈍い銀色のボタンを押すとLEDのあるハウジング部分が外れ、電池を交換できます。

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サイズはかなりコンパクト

単三型乾電池2本を使用ながら本体サイズはかなりコンパクトです。しかも樹脂ボディーなので見た目よりも軽い。これなら単四型電池2本のモデルを買わなくても良さそうです。一般的に単三型使用のほうが単四型に比べ点灯時間が長く電池の入手性は高く、また私の場合周囲の機器との乾電池の共通化とローテーションにも好都合です。

  

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同じくナイトコアのP18と並べて

ナイトコア製品同士ということでP18とMT22Aを並べてみました。どちらもボディーの側面にリブ状のパターンが配されて似た雰囲気。でもこれら2機種はナイトコア製品の中では異端モデルなので「ナイトコア=リブパターン」というわけではありません。

また、P18はカタチこそ異端ながらタクティカル用途も視野に入れた比較的ヘビーデューティーなモデル。いっぽうのMT22Aは手軽なキャンプ用品、あるいは毎日持ち歩きの日用品として使いたいカジュアルな製品だと思います。

  

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サンウェイマンD20Aの「後継」を想定

P18を買ったばかりなのに、なぜこれを?と思われるかもしれません。私としては単三型乾電池2本モデルを常に手元に置きたいのであります。それは同じ電池を使用する周囲の製品と連携させるためです。サンウェイマンD20Aも単三型乾電池を使っています。

もうひとつの理由。最近単三型電池2本を使う四角いボディーのフラッシュライトが市場から減っている気がしたからです。フラッシュライトは製品寿命が長いので「これ!」と思った製品はとりあえず入手しておくのが吉かと思います。

  

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黒いライト部分はアルミ合金のダイキャスト製

MT22Aの本体は樹脂ボディーながらLED部のハウジングだけは金属製でしかも放熱に効果がありそうなフィンまで付いています。

LEDの発光種は「ハイ→ミッド→ロー→ストロボ」4種の繰り返しのみ。LED点灯中にプッシュボタンを半押しすると発光種が順次切り替わります。消灯させて少し時間を置くとハイからのスタートとなります。

光の強度は、ハイ:260ルーメン/ミッド:45ルーメン/ロー:1ルーメン。ハイの260ルーメンは「いざ」という場面でかなり頼りになるものです。(ちなみにD20Aの最大は258ルーメン)ミッドの45ルーメンは探し物から暗がりを歩くのまでオールマイティーな感じ。ローの1ルーメン、一見物足りなさそうですが周りに迷惑をかけない明るさで助かります。総じて良く吟味された設定です。「ストロボ」とはハイの光量で高速点滅するもの。本来は相手を幻惑させる攻撃型のモードながら有れば心強いですし、寂しい夜道の一人歩きならこのモードのままにしていてもよいかもしれません。

  

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LEDは「 CREE XP-G2 S3 」を採用

LEDは曲面を持った凹型の反射版の奥にセットされています。配光は中心を重点的に明るくしつつ周囲も実用的な明るさを確保するタイプで、これはD20AやP18とほぼ似たパターンです。

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MT22Aの配光

筒型より四角いフラッシュライトが好きだと宣言しておきながら、MT22Aはあまりにコンパクトで点灯時の最適な持ちかたがまだ見つかりません。手ですっぽり持ってしまうと発光部が手や衣服の影になってしまいます。多くのフラッシュライトが長い筒型なのには理由があるのですね。

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MT22Aのベストな持ちかたは?

  

これまでサンウェイマンD20A(写真中央)をいつでも持ち歩いていたのが、先日よりナイトコアP18(写真右)が加わり、今回さらにナイトコアMT22A(写真左)が加わりました。今後D20Aは事務所と周辺の保安用に。P18は出張・外出時の持ち歩き用。MT22Aは自宅~事務所間で常に身につけておく、それこそEDC(Evely Day Carry)ライトのメイン機になるかもしれません。

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各モデルを並べて

こちらはほぼ真上からの写真。それぞれの大きさが分かります。同じ単三型乾電池を使いながらD20Aは意外にスリムです。重量はいずれも電池込みで、P18:155グラム・D20A:165グラム・MT22A:100グラム。

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左から、P18,D20A,MT22A

  

フラッシュライトは次々に新型が出るものの、売れる見込みが薄いとすぐに廃番商品になってしまいます。またアマゾンに出品されていない製品も多いので入手は少し難しいかもしれません。ナイトコア製品が扱われているところは前回のP18の記事に記載がございます。MT22Aも気になるようでしたらお早めに。

  

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