和田哲哉 -LowPowerStation-

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エナジャイザーのLEDライトを常備品にしました

頼まれて買ってきたフラッシュライトが存外良かったので自分も購入しました。

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Energizer " HardCase 2AA "

米国の乾電池ブランド「Energizer(エナジャイザー)」のLEDライト「HardCase Professional(ハードケースプロフェッショナル)」シリーズのひとつです。本シリーズにはいくつかの種類があって、これは「2AA」つまり単三乾電池2本を使用するモデルです。

(この2AAモデルには見た目が同じ複数のバージョンが出ていて注意が必要です。こちらはLEDが250ルーメンから300ルーメンへと明るくなった改良型になります)

  

基本構成は単三乾電池2本を縦に並べる、ごく普通の懐中電灯のそれです。ただ、最近ネット通販やホームセンターの売り場にあふれている金属素材の円筒形ではなく、樹脂部材を多用した個性的なスタイルに仕上がっています。

全長が170mm、重量150グラム(乾電池込み)と、単三乾電池2本タイプとしては少し大柄。

北米のアウトドア製品にありがちなルックスではあります。しかし各部の形状は本製品に求められる機能にちゃんと対応ていて、見せかけだけの無駄な処理は見られず好感が持てます。じっさいに手にして使ってみて、おのおののカタチに意味があることを実感します。

  

黒い樹脂部分の全てには硬質ながらクッション性のある厚手のコーティングが施されています。けれども某有名キャンプ用品ブランドで経験するような「3年使うとソフト塗装樹脂がベタベタに」なんていう心配は無さそうな気がします。

…と書いていましたら、Energizerの公式サイトに「20年持つ設計」との記載が。これが本当ならば頼もしいことです。

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樹脂部材を用いた個性的なスタイル

備わるLEDは1灯。明るさの目安となる光束は300ルーメンです。個人的には300ルーメンあれば、とりあえず市街地での持ち歩きライトには十分と考えています。

ランタイム、つまり連続点灯時間はハイモード(300ルーメン)6.3時間/ローモード(45ルーメン)で65時間だそうです。ローモードでも路面が乾いていれば夜道の歩行に十分な明るさでした。

  

発光部を正面から見ると透明な樹脂製レンズの中央部分が大きく凹んでいる特殊な形状であることに気がつきます。つまり中央部以外はかなり肉厚なレンズになっています。LED中央部からの光は無駄なく正面に透過しつつ、周辺配光をコントロールしたり落下時の衝撃からLEDを守るなどの機能からのカタチなのでしょうか。再度公式サイトを見ると「(レンズ破損時の)飛散防止レンズ」という一文が記載されていました。

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中央部が大きく凹んだ樹脂レンズ

発光部を囲う樹脂部品は4つのネジで本体に固定され、また本体尾部には長さ30mmもの大きな樹脂部材が勘合されています。これらによって本製品は7メートルの高さから落下させても発光機能が保たれるようになっているそうです。シッポの長いデザインにはちゃんと理由があったのです。

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本体の重量バランス良く、手にして笑顔になれる

本体尾部を回すと単三乾電池が現れます。本体側のネジは写真のとおり長めに突出していて、その先端ギリギリまで乾電池のスペースになっていることが分ります。

この位置関係のおかげで、フラッシュライトを手にしたとき尾部に適度な重さがかかり非常に持ちやすくなっています。少々派手な見た目に第一印象は「期待せず」だったのが、手にした瞬間「これ、所有したい!」へと180度転換させるほどの魅力ある重量バランスです。

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Energizerは米国の有名な乾電池ブランド

写真のとおり本体尾部はゴロッと大きな部品なので手指でつかみやすく、軽い力で回して外すことができます。このだれでも迷い無く電池交換が出来る作りに感心。さすが有名乾電池ブランドの製品です。

オレンジ色の大きなプッシュボタンでライトの点灯と調光を行います。ここを押す毎に「ハイモード→ローモード→オフ」を繰り返します。またハイモード点灯の際にボタンをそのまま長押しすると「ハイからローまでの無段階調光」も可能です。

プッシュボタンは大きく、軽いチカラで押すことができます。前述のとおり電池交換が容易であることも含め、手指のチカラの弱いかたや高齢者にも使いやすい、イージーオペレーションの鏡のような製品です。

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厚手の手袋でも操作は簡単・確実

少し残念なことがあります。点灯時にLEDのチラつき(フリッカー)が常時発生しています。LEDを超高速で点滅させることで明度を調整している仕様なのでしょうか。ハイモードではそのフリッカーにあまり気づきません。しかしローモードではLEDが超高速で点滅を繰り返していることが何となくわかります。気にしなければ気にならない程度のものながら、LEDフラッシュライトの多くはフリッカーを気づかせない設計になっていますから、できればここは改良すべき点でしょう。

  

深夜の野山に向かうのであれば、より明るい「ナイトコアP18」を持って臨みたいところです。いっぽう自宅近辺での日常使いなら性能的にもメンテナンス性でも本製品が相応しいでしょう。こういったベーシックな良品が存在してこそ、マニアックなモデルが生きるというもの。今後もEnergizerの製品はwatchしてゆきたいと思います。

  

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