弊社のいつものことで月末は忙しくしています。
その手を煩わせる(笑顔)ような製品が到着しました。Bletoothレシーバー「 Fiio BTR5」です。私がこれまで使っていた「 Fiio BTR3 」の上位モデルになります。
BTR5は昨年の春には情報が明らかになっていたものの、中国本国での発売は秋頃でした。日本での正式発売はさらに遅れて今年の1月末と、ずいぶん待った感じです。しかも日本への正規輸入品の入荷ペースはいまだ少ないようで、「店頭に出たものを買う」が基本の私もさすがに予約して待っていました。
おかげで昨年1月に買ったBTR3はBTR5の到着まで、たっぷり15ヶ月近く使いました。BTR3の音は若干、無音時のノイズが気になるものの手元のヘッドフォンのいずれも良く鳴らしてくれました。
特にゼンハイザーHD25と同社のIE40PROとのマッチングはなかなかで、出過ぎずシッカリ感のある中~低音域とうるさ過ぎない高域から(環境音が多く、音源の細部までは聴き込めない)屋外での使用に快適でした。いっぽう beyerdynamicのAventho Wired(写真上)では、ヘッドフォンの特性からかBTR3での役不足感は少しありました。
そういう経緯があったので、忙しいのにもかかわらず到着したBTR5の箱をワラワラと開封し、とりあえずの試聴を。…びっくりしました。明らかにBTR3よりも音が良い。いや、音の傾向が自分の好みなのかもしれません。少なくともBTR3でも長期間満足していたので。
それで、次回にはBTR5のレビューをここに記すわけですが、BTR3とBTR5を比較するのにはさまざまな試聴条件の定義から始めないといけないので、自分としての気持ちは定まっているものの、文字で表現するとなると大変だなと思うわけです。どこから手を付けたらよいのか。
ざっくり言えるのは、もし1万円以上のヘッドフォンを接続するのでしたら(数多くあるFiioのBluetoothレシーバーから選ぶのならば)「BTR5にしておいたほうがいいヨ!」です。
追記(2020年5月12日)
BTR3とBTR5の比較記事が出来上がりました。
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