先日の「TEAC」からの届きものは…
ヘッドフォン(beyerdynamic Aventho Wired)用のイヤーパッドでした。SNSでの「Aventho Wired、生産終了か?」の噂を見て、とりあえず確保に走った次第です。
現在の beyerdynamic製品の正規輸入元はTEACですから、短い期間で補修部品が断たれてしまうことは無いと思います。けれどもイヤーパッドは早いものでは2年ほどで傷んでくるので、これを機会に買っておくのも良いかと思いました。
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ヘッドフォンと言えば、先日全面改訂したBluetoothレシーバーの記事(下記)由来で、試聴用の音源(=曲)の幅を広げています。
そのようななか、テレビの音楽番組で出演していた「東京事変」の「赤の同盟」が目に留まり、さっそく手元のBluetoothレシーバーとヘッドフォンで聴いてみました。
このグループ、メンバーの多くがスタジオミュージシャンとしての活動をされているとのことで、どのような録音がされているのか期待しての試聴でした。
機材はBTR5+Aventho Wired。聴いてみてびっくり。インストもボーカルも高域が大きく抑えられていて「圧縮音源?」と訪ねたくなるほどの音が展開されます。聴くに堪えない感じです。原因は、この曲が抑えた高域成分とBTR5が引き上げない高域成分とAventhoWiredが出さない高域成分が見事に重なってしまい、モヤがかかったような音になってしまったようなのです。
ちなみに東京事変の他の曲では顕著な問題はありませんでした。またBTR3K+ゼンハイザーHD25の組み合わせであれば、この「赤の同盟」も、それほどおかしな音に感じません。これらのことから、ヘッドフォンの試聴と評価は音源と密接に関わり、必要であれば評価に採用した音源を公開しないといけないことを強く思いました。
また、これまで聴かなかったジャンルの曲も聴いて、手元のヘッドフォンの振る舞いをもっと知っておきたくなりました。こうなったらJPOPだけでなくアニソンも聴いてみなければ。
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