和田哲哉 -LowPowerStation-

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Bluetoothレシーバー、BTR3,BTR3K,BTR5を比べてみました

本記事を最初に執筆した時点ではBTR3とBTR5のみの比較だったのですが、記事を公開した5月にBTR3の後継モデルとなるBTR3Kが登場したため、7月末にBTR3Kを追加購入。3機種の比較を行って8月上旬に本ページの内容を全面的にアップデートさせることにしました。現在も記事は更新途中のため内容の整合しない部分や読みづらい部分があるかと思います。お許しください。8月10日の完成をめざしています。

  

・8月3日 19:50 前書き(赤文字部分)を修正
・8月4日 15:10 1項,2項を修正
・8月5日 16:20 3項,4項を修正
・8月7日 17:10 5項を修正

 

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以下は記事本文です。

  

Fiio(フィーオ)のBluetoothレシーバー、BTR3,BTR3K,BTR5の3機種を実際に比較しました。

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(手前から)BTR5,BTR3K,BTR3

  

前回の記事のとおり、FiioのBluetoothレシーバー「BTR3」を使い初めて15ヶ月目となる今年4月、その上位機種「BTR5」を購入しました。加えて5月には「BTR3K」も登場したため、本記事の内容を充実させるべく7月末にこれも購入しました。

  

Fiioの日本公式サイトを見たところBTR3はすでに製品ラインアップから外れており、BTR3KがBTR3の実質的な後継モデルになると思われます。

  

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ヘッドフォン(Aventho Wired)と BTR3K

  

1.Bluetoothレシーバーとは

オーディオ関連製品に興味を持たれていないかたも多いかと思いますので簡単にご説明します。スマートフォンで音楽を聴く際、これまではヘッドフォンのケーブルを直接スマートフォンにつないで聴くのが普通でした。しかし現行のiPhoneや一部のスマートフォンにはヘッドフォンを挿すジャック(穴)が無くなっています。

そのような機種ではスマートフォンとヘッドフォンとの間をBluetoothという無線通信規格で接続し、音楽を電波に飛ばして聴くことになります。

このとき、ヘッドフォン側にBluetooth送受回路を備えた「Bluetoothヘッドフォン」を使えばヘッドフォンとスマートフォンのふたつを用意するだけで済みますが、Bluetooth回路を備えていないただのヘッドフォンでは、今回取り上げるような「Bluetoothレシーバー」を介してスマートフォンと接続します。

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「 Bluetooth レシーバー」の位置づけ

ひとつ余計な装置が増えるので面倒に思われるかもしれません。けれども最近出はじめた高性能なBluetoothレシーバーを使えば、レシーバー内部に備わった良質なヘッドホンアンプによって、長いオーディオの歴史の中で開発されてきたさまざまなヘッドフォンたちをワイヤレスで、しかも高音質で楽しむことが可能になります。

  

  
 2.Bluetoothレシーバーの内部構成

今回の比較に先立って、Bluetoothレシーバーの中身を少しお話ししなければなりません。

Fiio公式サイトの情報によるとBluetoothレシーバーの中は、スマートフォンとのBluetooth無線通信をつかさどる「Bluetooth IC」と、デジタル音楽信号の処理を担う「FPGA(=機種毎に専用設計された集積回路)」、デジタル信号をアナログ信号に変換しヘッドフォンのドライバー(=スピーカー部)を駆動するアンプ(=信号増幅回路)も備えた「DAC+アンプ統合型チップ」、主に3つのパートで構成されているようです。

荒っぽく言えば、これらパートの組み合わせの違いがBluetoothレシーバーの性能や機能の差、ひいては価格の差となります。現在、BTR3Kの市場価格は1万円前後、BTR5は1万5千円位です。

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BTR5の内部構成(Fiio公式サイトより)

上の図はFiio公式サイトに掲載されているBTR5の内部構成です。 左上の「CSR8675」がBTR5の「Bluetooth IC」になります。また右手側のES921BPがBTR5の「DAC+アンプ統合型チップ」になります。BTR3KとBTR5ではヘッドフォンを駆動させるための回路を、一般的な「アンバランス系統(※1)」だけでなく「バランス系統」の計2系統持っているため、ES921BPを2基備えています。

(※1:Fiioではアンバランス接続を「シングルエンド接続」と呼んでいます)

  

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3機種の搭載部品と出力系統

  

上の表ではBTRシリーズ各機種の部品構成の違いを記しています。3機種とも「Bluetooth IC」は同じ部品を搭載。いっぽう「DAC+アンプ統合型チップ」は、型番や搭載個数に違いが見られます。

(この表には出ていませんが、BTR3とBTR3Kにはさきほどご紹介した「FPGA」は搭載していないようです。Fiio公式サイトの BTR3K内部構成図 では「Bluetooth IC」と「DAC+アンプ統合型チップ」とが対向して直接つながっている様子が描かれていました)

  

「DAC+アンプ統合型チップ」の種類と周辺回路の違いはヘッドフォンのドライバーを駆動する能力の差に直結するので見逃せません。Bluetoothレシーバーのカタログに記載されているアンプ(=ヘッドフォン・アンプ)の仕様を見てみますと、その出力値はBTR3Kが25mW+25mW(アンバランス)/78mW+78mW(バランス)であるのに対し、BTR5は80mW+80mW(アンバランス)/240mW+240mW(バランス)と大きな違いを見せています。ざっくり言えば、BTR5のほうがヘッドフォンをより大きなパワーで駆動できるということです。

  

3.比較に使うヘッドフォン

手元にあるヘッドフォンのうち3機種で聴いてみました。まずはインイヤータイプのモニターヘッドフォンとして人気の「ゼンハイザー IE40PRO」を用い、3機種が共通で備えているアンバランスのヘッドフォン出力を試聴します。ふたつめはモニター&DJ向けヘッドフォンのレジェンド(?)「ゼンハイザー HD25(オヤイデ電気のケーブルに換装済)」で、これもまた3機種のアンバランス系統を比較します。みっつめはケーブルを換装してバランス化した「ベイヤーダイナミック Aventho Wired」で、まずはバランス出力を備えるBTR3KとBTR5を比較します。そのあと変換ケーブルを交えてBTR3KやBTR5のバランス系統/アンバランス系統の違いを簡単に確認しようと思います。

 

なお、HD25とAventhoWiredはケーブルをサードパーティー製のものに換装してしまっているので、絶対的な評価はできません。ですのでBTRシリーズ各モデルの傾向の違いを読み取ってください。またBTR5はイコライザーやデジタル変換のアルゴリズム等を細かに切り替えできますが、今回は全てデフォルト設定での試聴とします。

 

4.試聴の前に

試聴に入る前にお伝えしたいのは、これまで使ってきたBTR3はとても良い機種だということです。なにしろ15ヶ月もの間さしたる不満無く使ってこられたのですから。BTR3のおかげでヘッドフォンへの興味がますます湧いてきましたし、昨年の私にとってのベストバイはBTR3だったくらいですから。

BTR3についての購入直後のレビューについては当時の記事をご覧ください。当時はAUKEYの安価なBluetoothレシーバーと比較していたため「HD25を接続した際にも高音域から低音域までしっかりと聴こえます。」などと、手ばなしで褒めているところが面白いです。

  

blog.sprg.jp

  

その後長いあいだBTR3を使って不満は無かったものの、ちかごろでは「Bluetoothを介しているからここまでの音質なのかな?」とか「これだけ小さいからマッチングするヘッドフォンは限られているかも?」といった、小さいBluetoothレシーバーゆえの限界がそこにあるのかもという前提でBTR3に接していたところは否定できません。その後に登場したBTR5への評価を見るに「まだまだ上があるのか」と期待が高まっていた感じです。

今年登場したBTR3KについてはBTR3にバランス出力が追加されただけなのか、それとも新たな回路部品によって音質もブラッシュアップされたのか、おそるおそる購入して今回の比較に臨みました。

  

5.試聴(ゼンハイザー IE40PRO)

ドイツ・ゼンハイザー社のインイヤータイプのヘッドフォン。型式にプロと付記されたシリーズ(IE40PRO,IE400PRO,IE500PRO)のエントリーモデルとなります。

ゼンハイザーのIExxPROシリーズのプロモーションビデオを観ますと、このシリーズはミュージシャンがスタジオやステージで演奏する際のモニター用途を想定した製品のようです。そのためかドラムのハイハットやクリックが追いやすいような高音域をよく確認できるセッティング。ひとによってはそのシャリシャリした高域は気になるかもしれません。いっぽうの低域はブーストは掛けておらず、引き締まった感じがあります。

本記事の初期公開時はHD25を試聴のメインに据えていたのですが、HD25はハウジング(ヘッドフォンのドライバーを収めるケース部分)による低域の修飾が感じられることと、私がサードパーティー製のケーブルを使っていることから、8月の記事修正時からIE40PROを最初の試聴に据えました。

  

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sennheiser IE40PRO

  

まずはBTR3に接続。BTR3は超高音域を少し抑えている音作りに感じています。そのことがIE40PROのシャリシャリ感を整えてくれるようです。少なくとも環境音の多い屋外であれば、このふたつはわりとベストマッチではないか?と思うほど長時間聴いていても耳疲れはありません。BTR3の少し太い中~低音域はIE40PROをストイックなモニター用途よりも音楽を楽しむ方向に振ってくれます。ただ特定の曲で量感の大きい低音アタックがあった時に少し全体音の詰まり?を感じました。屋外でラフに聴くぶんには充分。「モニター(=サウンドチェック)」の目的から外れ、単に音楽を楽しむのであればBTR3Kが出た現在も文句は出ない組み合わせに感じます。

  

BTR3Kにします。聴いた瞬間BTR3で抑えられていた高域が開放されていることに気づきます。IE40PRO本来のシャリシャリ感がよく出ます。と言っても、おおむね不快なものではなく音の緻密さの向上につながる良化した高域です。同時にその効果か(=高域の残響音を認知しやすくなったためか)音場が対BTR3比で少し拡がっています。

この高域の聴こえのおかげで音源の録音チェックが可能になります。ピアノのペダル由来のノイズやその残響音まで明確に捕捉できます。この種の音を捕捉できるのは私が所有しているヘッドフォンの中ではIE40PROとHD25だけで、さらにそれをBluetooth経由でも維持してくれるのはBTR3やBTR5よりもBTR3K、になります。

まだアンバランス接続だからと油断をしていましたが、BTR3Kは、各楽器毎の立体感と言いますか粒立ちの良さを感じます。楽器ひとつひとつが快活に手前に出て聴こえます。これは明確なBTR3Kの個性です。どうしてこうなるのか理由が分かりません。意識的にデジタル処理を掛けているの?と思ってしまうほどです。おかげでウッドベースもエレキベースもわざわざ耳で「探しに行く」ことなく認知できて多くの曲の音楽性が高まっています。

反対に低域(超低域)は対BTR5比で適度に見切られています。それを良しとするか否かは人それぞれですが、見切ったおかげで耳への負担が減って中音域が認知しやすくなる効果もあると思います。BTR3で感じた低音アタック時の詰まりはBTR3Kでは感じませんでした。BTR3Kの音を長時間聴いて耳疲れがするかは未確認ながら、初見ではアンバランス接続の確認だけでもBTR3とBTR3Kとの差は明らかに感じました。

  

BTR3→BTR3Kと来てBTR5です。これも聴き始めから他の2モデルとの違いを認知できます。ひと言で表現するならば「(身も蓋もない表現ですが)良い音」。それは広い音場とか全体の安定度とか各パートの出しゃばらない感じとかのトータルで作られるものです。ハイハットは細やかに、ウッドベースは弾み、奥で聴こえるコンゴの残響もつややか。曲に録音されているあれこれが丁寧に粒ぞろいで聴こえてきます。

BTR3Kと較べて超が付く高域はほんのり控え目です。でもそれは通常の曲を楽しむ分には関係のないものです。

超低域はBTR3Kよりもしっかりと認知できます。これはもう音源次第で、BTR5のおかげでめざす低音が楽しめるものもありますしBTR3Kのほどよく低音を見きっているセッティングのほうが曲によってはベタッとせず軽快・快適に聴こえる時もあります。

  

IE40PROだけを使う前提でまとめると、環境ノイズの多い屋外で使う分にはBTR3を使い続けていても決して不幸なことではない。でもBTR3Kを買い増ししてもそれは損ではなくて新しい体験が待っている。IE40PROの音の傾向をストレートに楽しみたいのであればBTR3KもしくはBTR5。BTR3KとBTR5との比較は低域を見切ったBTR3KのほうがIE40PROとのマッチングという観点から優位かなと。それとまだ上手く説明できませんが屋外で楽しむ際の音楽性でBTR3K、広い意味での良い音でBTR5と、それぞれを区別したい感じです。

BTR3シリーズはBTR5よりサイズが小さいのも大事なポイントです。IE40PROについてBTR3KとBTR5のどちらかひとつだけと言われたらBTR3Kかな。

  

6.試聴(ゼンハイザー HD25)記事修正未

ゼンハイザーHD25シリーズは主に放送局等でのフィールド向けモニターとして1980年代に開発された古参モデル。その快活な音や、片方のドライバーが回転はね上げ式になっていて生の音を同時にモニターできる仕様などでDJ用ヘッドフォンとして人気を博し、近年では私たち一般ユーザーからも多くの支持を得ているオンイヤー型の密閉式ヘッドフォンです。

HD25の音質は「ドンシャリ系ヘッドフォン」の例えによく引き出されるものです。音源の特徴を見抜けるほどに伸びる高域と、ボンボンと前に出る低域が特徴になっています。(しかし最近流行の過剰気味な重低音強調ヘッドフォンとは違う、弾む低音です)

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sennheiser HD25 (改)

BTR3に接続します。高域はほんの少しマイルドになり中音~低音域は力強さが増したように感じられ、全体として心持ち太い音になります。BTR3のヘッドフォンアンプによってスマートフォンに直接接続した音よりも厚みが増す印象です。

HD25特有のクセ(過剰気味のドンシャリ)は若干抑えられ、人によっては好感かもしれません。個人的にはHD25とBTR3の組み合わせは合っていると思います。曲の録音の良否を追い込んで聴くわけではない場合、あるいは環境音の大きい屋外での使用であれば今後も使用に差し支え無いという感じです。

HD25はドンシャリの代表のように言われつつも音の解像度は高く、聴き込む用途にも応えてくれるのですが、BTR3のヘッドフォンアンプはその解像度には追いついていない感じはあります。音を少し丸めると言うか四捨五入して聴こえるきらいはあります。

そのほか少し気になったのは、曲から大きな低域アタックが出た際にあらわになる音の若干の出詰まり感、あとはボーカルの荒さです。いずれもHD25のドライバーをコントロールし切れていない瞬間があるのかな?と思いました。

BTR5(アンバランス接続)に差し替えます。なかなかの違いに驚きます。まず情報量の差。BTR3の時には曲から4~5の要素を聴き取れているとすればBTR5では体感上その3割増しの要素を認知できます。多くの楽器が潰れずに揃い、各音の抑揚と表情が明確に分かり、強い音の影に隠れていた繊細な音が見えてきます。さきほど指摘した大きな低域アタックが詰まり無くスピーディーに飛び出してきます。それと音像がBTR3の時よりも少し大きくなります。おそらく左右の信号分離が良いとか、エコー成分を知覚させる繊細な音が聴こえるなどの効果だと思います。アンバランスでこの差ですから、バランス化したらどうなるのでしょう。

なお、そういった差を明確に知覚できるのはHD25だからというところもあるかもしれません。数千円台の機種ではBTR3とBTR5との差が分かるかどうか。そのあたり、HD25はモニターヘッドフォンの面目躍如といったところでしょう。

繰り返しますが屋外での使用であればBTR3+HD25はなんら問題無く使えます。少し太くなる音もいま風で悪くありません。BTR3は小型のためHD25のヘッドバンドへの固定も容易で、今後も良き相棒です。

    

7.試聴(ベイヤーダイナミック Aventho Wired)記事修正未

ベイヤーダイナミックはゼンハイザーと同じドイツのメーカー。ゼンハイザーが幅広い価格帯で数多くのラインアップを展開し、おそらく生産量も膨大な「総合ヘッドフォンメーカー」の印象であるのに対し、ベイヤーは加工が困難な金属部品を多用したりドイツでの生産のみにするなど、どちらかと言うと職人技的な製品をウリにしている、少しマニアックなイメージの会社です。Aventho Wiredは、ゼンハイザーHD25の対抗モデルと言われたDT1350のエンハンスドモデルの位置づけになると思います。

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beyerdynamic Aventho Wired (改)

BTR3につなげます。Aventho Wiredは、その音質がヘッドフォンアンプの駆動能力に左右されやすいという噂があるなか、BTR3はちゃんと振る舞っていると思います。前述のとおりBTR3は高域を少し抑えるので、もともと高域がHD25ほどは伸びないAventho Wiredでは少しまるっとした音になり、聴きたい音楽のジャンルが絞られます。具体的に言うとYMOとか電子音楽系はHD25に譲りたい感じ。ボーカル中心の曲やジャズであれば気になりません。

BTR5+バランス接続にします。まず音像がパッと広がることを確実に認知できます。左右の信号分離、BTR5のSN比の良さなどが功を奏した結果でしょう。BTR3ほどには高域を抑えないと言うか聴こえる情報量が多く、弱音成分&高域成分も豊かで、Aventho Wired であっても曲のジャンルが絞られません。低音域はBTR3よりは強調されないですが高域と同様に情報量の多さがあるため、BTR3では「ボーン」という単純なアタックだと思っていた音に「ボウウーン」という細かい抑揚が存在していたなど、BTR5になっての音の発見を楽しめます。

もうひとつの驚きはこれがBluetooth接続だと言うことです。Bluetoothと聞いただけで眉をひそめるオーディオファンの気持ちも理解できますが、BTR5については忌避せず試聴されたほうが良いと思います。

いちおうBTR5+アンバランスも試します。ひとことで言うとBTR5+バランスで感じた「良さ」のすべてを均等に少しだけレベルダウンさせた印象になります。もちろんBTR3からBTR5(アンバランス)にした時でも「これはイイ!」と思ったものの、一度BTR5+バランスを知ってしまうとそれにはかなわないので、ヘッドフォンの銘柄に関わらず可能な限りバランス接続での使用をおすすめしたい気持ちです。なお高音域がスポイルされず曲のジャンルを選ばない点ではバランス接続時と同じですので、Aventho Wiredであればバランス/アンバランスに関わらずBTR5がベストマッチだと思います。

    

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バランスとアンバランス、ふたつの出力系統を備えるBTR5

  

8.そのほか記事修正未

ヘッドフォンアンプの出力が大きいBTR5であれば「ゴクウホーン」をあと少し豊かな音量で鳴らすことができます。BTR5購入のおかげでこんなところにもメリットがと嬉しくなりました。

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BTR5は「トキオ ゴクウホーン」とベストマッチ

  

9.まとめ記事修正未

Fiioはこれまで、有線式のヘッドフォンアンプを数多く開発し多くのユーザーを獲得してきました。いっぽうオーディオマニアからはとかく嫌われがちなBluetoothレシーバーですが、Fiioが本気を出すとここまで出来る、いやもっと凄いのが登場するかもしれないと期待をさせてくれたのが今回のBTR5です。 なにしろ私のような保守的な者でさえヘッドフォンケーブルのバランス化に目覚めてしまったのですから。

FiioのBluetoothレシーバーはこのBTR5あたりをゴールにするのか、それともHi-Fiモデルとしてのスタートラインになるのか、今後の展開も楽しみです。

  

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FiiO BTR5 (FIO-BTR5-B)Bluetoothアンプ

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