和田哲哉 -LowPowerStation-

文房具ジャーナリスト・ステーショナリープログラム運営 / 和田哲哉のブログです

FiiO BTR3をゼンハイザーHD25に装着しました

Bluetoothレシーバー「FiiO BTR3 」を買いました。

  

「Bluetoothレシーバー」とは iPhone やスマートフォンからの Bluetooth を介した音楽or音声データを受信し、そのデータを音楽or音声に戻してヘッドフォンへと引き継ぐ装置です。ヘッドフォンのドライバー(=スピーカーユニット)を適切に駆動する「ヘッドフォンアンプ」も備わっています。

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BTR3の製品パッケージ。対応コーデックが明記されている

BTR3の本体は黒くて四角いだけで分かりづらいので、まずは商品パッケージの写真を載せます。パッケージにはBTR3が対応する数々のコーデック(=音声or音楽信号の伝送規格)のロゴマークが明記されています。AAC(iPhone系)とaptX(Android系)の両方に対応している製品はまだ少ないのでうれしいです。

FiiO(フィーオと読むらしい)は日本の代理店サイトによると「2007年に中国で設立された音響機器の企画製造および販売を行うオーディオブランド」とのこと。比較的手ごろな価格帯のDAC(=デジタル/アナログコンバーター)内蔵ポータブルヘッドフォンアンプを数多く開発しているメーカーとして私は認識しています。DAP(=デジタルオーディオプレイヤー)も開発しているようです。

  

これまで使っていたAUKEYのBluetoothレシーバー「BR-C13」とサイズを比較してみます。BR-C13には小気味の良いコンパクトさがありました。いっぽうBTR3は横長で、この種のレシーバーによくありそうなプロポーションです。

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AUKEY BR-C13とのサイズ比較

本体重量はBR-C13の16グラムに対しBTR3は26グラムと小型ながらズッシリと手応えのあるものです。ヘッドフォンの側面に装着する用途を考えると軽いほうが助かるのですが、金属部品やガラス部品で構成されたBTR3の見た目の質感の高さはHD25への装着時の不躾(ぶしつけ)な感じを払拭してくれそうで、それはそれで良いことです。

     

BTR3では操作ボタンも端子類もすべて本体側面に配置されています。写真の手前左から順に、φ3.5mmヘッドフォンジャック、USB-Cコネクター、音量&曲順ボタン、マルチファンクションボタン、通話マイク穴、電源ボタンとなります。

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BTR3、本体側面の様子

BTR3のヘッドフォンジャックにはヘッドフォンプラグがシッカリとセットできて思わず笑顔になってしまいました。底面にある大型クリップも金属製。「パソコン周辺用品」の質感から脱し「オーディオアクセサリー」としての安心感が伝わってきます。

なお、BR-C13の実売価格は¥1.6K、BTR3は¥10.5Kと6倍以上の差がありますので、BR-C13もずいぶんと頑張っていることをここでお知らせしておきます。

  

充電用のコネクターはUSB-Cでした。充電時の最大電圧は5Vです。商品パッケージに短めのUSB-A~USB-Cケーブルが同梱されていて、これを使ってパソコンとBTR3を接続すると、BTR3が有線のDAC内蔵ヘッドフォンアンプとしても動作する嬉しいオマケ付きです。

  

いよいよ、ケーブルを短く改造済みのヘッドフォン:ゼンハイザーHD25にBTR3を装着してみます。

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FiiO BTR3を装着したゼンハイザーHD25

BTR3の全長の長さを危惧していましたが思いのほかHD25にフィットしています。ヘッドフォンジャックの位置が良かったようです。BTR3の長めのクリップがHD25のヘッドバンドをしっかりと掴んでいて好感です。

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SENNHEISER HD25 with FiiO BTR3

小型カメラを付けているように見えなくもないですが、カメラ機能は無いので度胸さえあれば街に出ても大丈夫でしょう(苦笑)。BTR3は本体の質感が高いので、HD25の側面に貼り付いていてもあまり「残念な感じ」はしません。

  

肝心の音について。

音の全体的な質感については満足しています。AUKEY BR-C13も安価ながら頑張ってくれたものの、BTR3に換装した途端に思わず「ああ…」と声を出してしまいそうになるほどの違いがありました。

音の表現には慣れていなくて説明が難しいのですが、静けさ・伸び・細やかさ・つややかさなどの全てについて良化していて、加えてHD25が出せる本来の高音域と低音域をヘッドフォンアンプがしっかりと支えていることが解ります。

これまでHD25をiPhoneやMacBookに(ヘッドフォンアンプ無しの)ケーブル直接接続で使ってきたわけで、今回Bluetooth接続であってもBTR3の音が一番良いように聴こえます。要するにヘッドフォンアンプの効果。一言で表現すれば、「・・・BTR3を買って良かった」。

  

じつは、当初は中低音が太めで高音域が不足気味で、結果聴きたい音量にすると相対的に中低音過剰となり、耳疲れがするかな?と思っていたのです。しかし原因はヘッドホンケーブルにありました。

以前にBluetoothレシーバーをすぐに試したくて、手元にあったHD25純正のケーブルを改造してそのまま使っていたのでした。思い切ってオヤイデ電気のHD25用リケーブルを改造して換装したところ、高音域をつまんで持ち上げたような「自分にとってのいつもの音」になりました。

  

音質重視ならハイレゾ対応のオーディオプレイヤーに行く手もあります。でも日常 Apple Musicしか使っていないですし、HD25の音の傾向さえ楽しめればいいという線引きで今回の構成には満足しています。

ここまでの結果を得て心が晴れ渡っていることをお伝えして本日は終了とします。

  

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