和田哲哉・LowPowerStation

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マキタのブロワ「MUB184D」で洗車ラクラク

  

弟氏がマキタのブロワを買ってきました。

MUB184Dシリーズの「MUB184DRGX」です。

(「ブロワー」と書きたいのですが、マキタ公式サイトの表記は「ブロワ」でした)

  

マキタ充電式ブロワ:「MUB184DRGX」

  

充電池で稼働し高出力のモーターを備え、大量の風を吹き出させる装置です。この種のブロワで公園の落ち葉を吹き飛ばす風景を見たかたも多いかと思います。

  

マキタは多くのブロワをラインアップしています。用途に応じた風速や風量の組み合わせで種類があるみたいです。単なるブロワ(吹き出し)機能だけでなく集塵(吸い込み)機能を持つものもあります。

このMUB184Dシリーズは「風量重視」で集塵機能は無い「ブロワのみ」の製品になります。

  

かなりのサイズ、かなりのパワー

  

本体後端に吸い込み口があり、プロペラ式のファンで空気をまっすぐに吸い込み、太めのパイプから大量に噴き出させる方式です。吹き出し口に手をかざすと想像をはるかに上回る風量と風圧にびっくりします。

  

弟の購入目的は「洗車」です。これで水洗い後の水滴を一気に吹き飛ばします。通常は吸水性の高い洗車専用のタオルで水滴を拭き取りますが、エアで水滴を飛ばすことで作業時間の短縮、そしてタオルと車体との摩擦傷を減らす効果が期待されます。また「ルーフ中央部まで手を伸ばさず、シャツを汚さずに雨露を除去できるのもすごく嬉しい」とのこと。

  

ドアミラーの内部や車体の隙間など、タオルの届かない場所の水分除去にも有効らしいです。あの面倒な「フロントグリルの水滴除去」には思わず笑みがこぼれるそうです。

  

本体後端。吸い込み口と充電池底面の様子。

  

一番効果を感じたのはホイール内の水滴除去だったそうです。ご存じのとおりホイールは隙間が小さくて洗浄が面倒なのはもちろんのこと、水滴のふきとりもかなりの作業負担になります。車体を洗い終わって疲れた身体でしゃがんでの拭き取りもツラいところです。それがホイールの洗浄後にブロワーが使えると思うと非常に気分が良いと言ってます。

  

ホイールの水滴飛ばしに便利

  

と、良いことづくめのようですがひとつだけ問題があります。動作音が結構大きいのです。「ブォーン」と低音成分がいっぱいの防災用サイレンのような音質で、拙宅のような郊外の住宅地でもご近所に申し訳ないなという気持ちになります。

深夜早朝の作業はもってのほか。週に数回程度の使用が許される範囲かなという印象でした。

  

***

  

最後に「マキタあるある」をご紹介します。マキタの製品には今回のブロワからメインの電動工具まで多くの機種が揃っていますが、いずれも本体価格はそれほど高くはありません。少々高いと感じるのは充電器と充電池です。

MUB184Dには他のマキタ製品と同様、「充電器&充電池付属モデル」と「充電器&充電池無しモデル」があります。今回は「付属モデル」のほうを購入しています。初めてマキタ製品を買う際には充電器&充電池も買うことになるものの、それ以降は次機種の本体だけを安く買い進めることができ、ここから「マキタ沼」が始まるのです。

実際弟はブロワ購入直後にコンパクトな掃除機を購入していました(笑)。…その詳細は次回に。

  

もうひとつ気をつけたいのは充電池そのものについてです。まず安全のためマキタ純正品を買うのが必須です。次にマキタの充電池には電圧や容量でランク分けがあります。本製品は充電池の中でも上位の「18V」シリーズで、電池容量は大容量「6Ah」タイプが付属しています。どの製品がどのランク&タイプの充電池を使うのか、事前にざっくりと確認しておきませんと、せっかくの手元の充電器&充電池を次に買う機種で活用できないミスを発生させます。

  

  

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