和田哲哉 -LowPowerStation-

ステーショナリープログラムと信頼文具舗を運営している和田哲哉のブログです。

ニコンD7200、入手して1年のレポート

ニコンのデジタル一眼、D7200を入手してまもなく1年が経とうとしています。

  

( こちらは購入当時の記事 ↓ )

blog.sprg.jp

昨年、「D7200 ブログ」のキーワード検索で多くの方々に拙ブログへのご来訪を頂きましたので、ここで一度「一周年」のまとめを書いてみます。

  

f:id:wabysprg:20170307060913j:plain
Nikon D7200(iPhone6sで撮影)

  

D7200は2015年の春に登場したモデルです。私はこれまでD70、D90とニコン・DXフォーマットのデジタル一眼を続けて使ってきたので、これら2機種のほぼ直系の後継と言えるD7200の仕様や価格動向は日頃からチェックしていました。D7200の登場から1年ほどが経過した2016年の春、上位機種D500の登場もあってか本体価格が充分にこなれたため購入となりました。

2016年春当時、同じDXフォーマットとしてD500の約3分の1近い本体価格。測距センサーの対応エリアがD500と比べて小さいハンディはありますが、高速で移動する被写体への測距性能は実用充分です。私だけでなく多くの方々が、登場して1年を過ぎて以降のD7200のことが気になっていたのではないかと思います。  

  

f:id:wabysprg:20170306153119j:plain
AF-S NIKKOR 16-85mm 1:3.5-5.6G ED + D7200

  

以前にも述べたとおり、私にとりましてはスピードライトをリモコンで多灯させて小物を撮れればよく、作品志向もないので、例えばレンズは40mmのマクロ以外は予備的なものです。気楽に中古レンズも探し、周辺機材も総じてお手ごろな構成です。

お得だったのはズーム AF-S NIKKOR 16-85mm 1:3.5-5.6G ED でした。ニコンのレンズ開発担当者みずから「結婚式撮影用レンズ」とおっしゃっていたとおり、これ1本、催事の撮影で重宝しました。DX系では品揃えの薄い(→本記事執筆当時)広角域:16mm(35mmフィルムカメラ相当で24mm)をカバーしていたのも有り難かったです。

(追記:いまならAF-S DX NIKKOR 16-80mm F2.8-4E ED VR かなぁ。)

なお、ステージや運動会の撮影で望遠側85mmは全く厳しい。安価なものでも200mmは欲しいです。

  

f:id:wabysprg:20170306154602j:plain

  

当然、予算が許せば(ファインダーが素晴らしい)D500と行きたいところ。でもD7200はそれ以前のD7000,D7100と改良を重ねてきた7000番台の3代目で、機種的な成熟度では決して悪くない選択だと思います。DX機の中でもペンタプリズムを備えるのはD7200とD500のふたつだけであり、(昨今のカメラでは当たり前のことですが)実用レベルの高感度なセンサーも備わり、現在も撮影で不自由することはほとんどありません。

あえて気になるところを挙げるとすれば、撮影モードダイヤル上面のパネルが安っぽいことでしょうか。  

D7200で良かったと思っているのはボディーの大きさです。それなりの存在感を持ちながら、自分が使う普通のバッグにサッと入ってしまいます。いかにものカメラバッグを買わずに済みますし、ほかに書類や電子系の機材を数多く持ち歩きたい自分にとってコンパクトボディーのD7200は助かります。

f:id:wabysprg:20170306153140j:plain

VOIGTLANDER COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 SLII + D7200(iPhone6sで撮影)

  

ニコンさんには申し訳ないのですが、いま外出時に常用しているのはフォクトレンダーの28mmです。全長が短く、ニコンのオールドレンズ風な外観ながら、丸っこいボディのD7200に装着してもそれほど違和感の無い見た目が気に入っています。

28mmつまり35mmフィルム相当で42mmの画角、それとオートフォーカスでは無いこともあり、カメラを1から勉強し直している気分で楽しいものです。この42mmとiPhoneの「29mm」がひごろの「目」になっています。

特段の意識なく広範なエリアを自動測距をしてくれる機能が備わり、連射性能や動画性能も高まったD500と、かたやファミリーユースとして高いコストパフォーマンスを兼ね備えたD5600が有るなかで、いまではD7200が「悩ましい中庸」な存在になりつつあるのは確かです。

しかしセミプロクラスの本格的ボディながら、安価な DX Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G VR II を装着しても馴染んでしまう寛容さとか、反対に、少し背伸びして買いたい高額なレンズとの予算バランスを取りやすいなど、システムを組んでみるとD7200ならではの「ちょうど良い」を実感できると思います。

ちょっと気になったのは購入した店舗。ヨドバシやビックなど有名どころではないにせよ、インターネット通販ではかならず上位に出てくるパソコンや家電等を扱う通販専門店で購入したのですが、届いた製品のシャッター回数を調べてみると100回ほどシャッターを切った記録が本体に残っていました。一度ユーザーの手に渡った返品商品と思われます。まだD7200が現役の2016年春でこの調子ですから、お店の選定には気をつけて。

   

2018年4月28日 追記:

その後、ニコンのDXシリーズの広角ズームとして登場した「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」を購入しました。手頃な価格。スナップ撮影には充分な性能。極めて軽量ですし本当に重宝しています。小さくて細身のレンズながら、コンパクトなボディーのD7200とならば見た目もフィット。私の場合、建物(外観&室内)の撮影が多いので、いま出張時はこのレンズとフォクトレンダーのみを持ち歩いています。

  

2018年10月25日 追記:

あらたなDXフラッグシップ機であるD500が出ましたので、もうD7200直系の後継モデルは出ないのかと思っていたところ、うれしいことに2017年、D7500が登場しました。D7500にはD7200の最大のメリットであるペンタプリズムも継承されています。いま買う予定は無いまでも自分が使っている機種の後継が存在するのは心強いものです。

2018年現在、各メーカーともにミラーレス一眼への移行が一気に進んでいます。でも考えてみてください。デジタルカメラ全盛の今でも銀塩フィルムの良さを見いだして古いカメラを使っている若い人達が居られ、そういうカメラは少なくとも20年以上前の機種です。また前述のとおり、これまで日々進化していたデジカメも今は一定の成熟商品に収まっています。無理に1~2年程度の差の新型を追わず、予算と目的に合致した機種を冷静に選ぶのも悪くはありません。

  

そのD7200も使いはじめて2年半を越えました。近いうちに最近の状況をここに書きたいと思います。思い出しましたらまた、このLowPowerStationにお立ち寄りください。

  

blog.sprg.jp

   

(以降は Amazon のアフィリエイトリンクになります)