和田哲哉 -LowPowerStation-

文房具ジャーナリスト /「信頼文具舗」店長 / 和田哲哉のブログです

お手入れ簡単・象印ステンレスマグ「シームレスせん」

久しぶりの「はてなブログ」。ウォーミングアップを兼ねてこんなお話から。

クーポンを頂いたのでミニ水筒を買ってみました。

  

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象印ステンレスマグ SM-WA36

  

型番SM-WAシリーズはことし1月に登場した最新モデルらしいです。私が購入したSM-WA36は容量が360mlの小さな水筒です。でも以前に買ったものよりはだいぶ大きめ。あちらは常温水の持ち歩き用に使っています。今回はホットコーヒーを入れることを想定しています。

  

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しっかりとしたロック付きのキャップ部分

まず良いと思ったのは、キャップに開栓ボタンとは独立したロック機構が備わっていること。ロック用のスライドスイッチは硬めかつ節度のある動きで安心です。ロックをカチッとスライドさせ、手前のボタンを押すと、ボタンの向こう側を支点にしてキャップが開きます。

  

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キャップが開いたところ。

キャップは180度開くため、このまま直接飲んでもキャップが顔に当たることはありません。このあたりまでの仕様は各社とも似た様子です。象印の製品ですので樹脂パーツの作りや質感は上々です。

  

ステンレス保温水筒の歴史は「キャップ」周辺や中の液を封止する「パッキン」の開発史そのものと言えそうです。これらの部材は保温性能を保ち液漏れをしっかり防ぐ重要な役目を担いつつ、毎日の清掃のしやすさが求められる部分でもあります。

パッキンに使われる柔らかなシリコーン系の素材は液体の封止に最適ながら、コーヒーやお茶の匂いが付着しやすく、洗ってもなかなか抜けないという欠点もあります。

  

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キャップ部分は3つのパートに簡単に分解できる

SM-WAシリーズは、写真のとおりキャップ部分が3つのパートに分かれます。これらは手指を痛めることなく一瞬のうちに分解できます。左側が「せん(栓)カバー+キャップ」、右上が「キャップパッキン」、右下が「せん(栓)」という名称です。

開閉機構を持つ「せんカバー+キャップ」は液に触れる部分が無いのでサッと洗えば済みます。

また、右側の2部品をもうひと組用意すれば、たとえば「コーヒー用」と「お茶用」など、パッキンに付いた残り香を気にせず、ひとつの水筒の使い分けもできそうです。

  

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一体成型された「キャップパッキン」

「キャップパッキン」は小さくて単純な形状。洗浄は極めて容易です。

  

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「せん」は硬質樹脂とパッキンとが一体化

「せん」は硬質の樹脂素材とシリコーン系のパッキンとが隙間無く一体となった「シームレスせん」という部材になっています。洗浄時のパッキンの付け外しを必要とせず、パッキンの付け忘れや紛失も防いでくれます。

  

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360mlはコーヒーたっぷり2杯程度の容量

  

保温性能は、この手の製品として満足のゆくものです。午後に3杯分のコーヒーを淹れ、1杯はその場で飲み、残りをここに封入。3時に適度にあつあつ、5時にほかほか、という感じでしょうか。

以前にサーモスの保温ポットご紹介の際に記したように、少し濃いめに淹れ、飲む時に熱湯で薄めると一段温かく頂くこともできます。

   

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