弟氏が父母宅に小さい炊飯器を買ってきました。
コイズミ(小泉成器株式会社)の「ライスクッカーミニ」という製品です。
父母の生活を見ていて分かったことのひとつが「高齢者は電気炊飯器の保温モードになったご飯を管理しきれない」という問題です。
多彩な機能の電気炊飯器を買っても、炊飯後のお米を最後までキレイに使い切れないのです。私たち世代であれば一定量の米を炊いて、保温した米もせっせと食べて、それでも残ってしまったらラップに包んで冷凍する手順まで難しいことではありません。
しかし高齢になると、食べられる量は少なくなり、さりとて保温米を上手に管理するまでの体力も気力もありません。いまどきの炊飯器に備わっている手の込んだ、と言うか異常に重い内釜の清掃もままなりません。
そこで弟氏が思いつき、この極めて小さな炊飯器を導入することになりました。
写真のとおりのコンパクトサイズ。炊飯できる量は最大でも1.5合。たった0.5合の少量でもちゃんと炊けます。20分程度での炊き上がり。タイマーや最大3時間の保温機能付き。
内釜も「小鉢」程度のサイズで軽量ですから、食器と一緒にサッと洗えます。
これも弟氏のアイディアです。計量カップに目印のテープを貼りました。目の弱い母でも正確に米を量ることが可能です。
樹脂の質感含め、デザインも良いです。おそらく「おひとりさま家電」としての製品かと思うのですが、高齢者が使うのにはスイッチの文字が小さいかな?という感じではありました。(追記:同社の別機種ではスイッチが見やすいものもありました)
なお、0.5合を炊く場合、何の工夫も無いと少し硬めなご飯になるようです。通常の炊飯器と同様、「米と水をセットして少し時間を置いてから炊飯開始する」、「水の量を調整する」、「米の銘柄を選ぶ」など、試されると良いかもしれません。
コイズミってドライヤーのメーカーだとばかり思っていました。公式サイトを見ますと、さまざまな家電・音響機器等も出しているようです。あとでゆっくりサイトを確認してみたいと思います。
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