ChatGPTやGrokなど、だれでも気軽にAiの一端に触れられるようになりました。
テック系メディアに多く寄稿されているお知り合いのライターさんは、Aiによる画像生成のみならず作曲から動画の生成まで試されていて、それらを見させてくださいました。
身近なところで私の友人は、たわいもないものも含めて業務や私生活のあれこれを「とりあえずAiに投げてみて」大きな成果をあげています。
具体的には「込み入った業務メールの回答を、自分の伝えたい用件の箇条書きをもとに生成させる」、「記事原稿の推敲」、「自身の書いた記事原稿を評価させる」など。でもこのあたりは、かなりのひとたちも実施済でしょう。
先日は海外出張中に発生したトランジット便の欠航をAiに問いかけて迂回策を聞き出していました。これがけっこう使える回答でびっくりしました。
友人を真似て私も「思い立ったらとりあえずAiへ」を実行しはじめました。
それで先日は、私が毎日SNSにアップしている写真についてのタイトルを考えてもらいました。そうしたら、なかなかイイ感じの回答を返してきたので、ここでご報告させてください。
まずは写真から(モザイクかけてます)。
でもこの画像自体は、Aiには一切与えません。
Aiには、私がこの画像を見て「言語化」したものだけを入力します。
そのテキストがこちらです:
「あくまで私の勝手な想像ですが、まだ付き合っているとまでも行かない雰囲気の男女二人がxxの海岸で曇り空の海に向かって並んで座っていて、彼女はスマホをいじったままずっと下を向いているし、彼もちょっと面白い話が思いつかず、またまもなく夕方となろう時間にこれから何をするか、どこに移動するかも彼は決めかねていて、なんとなく気まずいような、そんな風に見えてしまう瞬間をとらえた写真を撮ってしまったのですが、この様子に付けるちょうどよい写真のタイトルを考えてください」
テキストを注いで出てきた回答がこちらです:
~ 曇り空の静かな距離 ~
なかなかにキレのあるタイトルでしょう?
しかもテキストを注いでから1秒もかからずにこれを返してきました。
***
すでにAiを当たり前にしている方々からすれば、そんなの序の口と言われてしまいそうですが、昨日にカメラ&撮影系のコミュニティーでこれをお伝えしたところ、皆さん興味を示してくださいました。
写真を撮られている人なら、タイトル付けの難しさはお分かりいただけるものと思います。写真展やコンペに出すなんてことになったら、場合によっては俳句と似たレベルの素養が求められることだってありますし。
今回の試行について、とあるフォトグラファーさんからは「画像を入力するのではなく、画像を一度言葉にしたものが元になっているのだから、撮影者の創作性はある」という主旨のご評価を頂きました。
ちなみに私が考えたタイトルは ~ 所在 ~ でした。
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