和田哲哉・LowPowerStation

考えて使う・楽しく使う

ショックでスウォッチひとつ落札してしまいました。

月はいろいろ立て込みました。

特に月末近くは毎日が分刻みな感じ。異様でした。こういう時はブログ書いたり買い物したりが私のストレス解消法なのですが、振り返るとブログも今月は4記事しか書けていませんでした。

  

初に久しぶりにスウォッチを買ったのをきっかけに、所有しているスウォッチの全てを新しい電池に交換しました。ところが悲しいことに、大切にしていた1台について秒針が動かない故障が発生していたのです。クロノグラフ(=ストップウォッチ)機能は正常に動作するものの、秒針が動かないと時計として使えません。本当にショック。25年以上前のモデルなので仕方がないのですけれど。

その悲しさから、ふっとオークションサイトを開いたのがいけませんでした。「1996年モデル・新品未使用」なんて出品を見つけてしまったのです。即決。

  

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SWATCH IRONY CHRONOGRAPH / 1996

とてもしっかりした出品者さんで最高のコンディションでした。ベルトは自分の好みのものに付け替えました。

  

先日お伝えしたとおり「SWATCHの面白さはSWATCHを面白いと思う人にしか分からない」という感じですので深追いしませんが、一応このモデルの見どころは「見た目が黒板みたい」であるという点です。

マットな塗装の深いグリーンにクッキリと白い数字と指針。数字は角丸フォント。先日買った「Back to School」とは違った意味で「学校」なのです。

  

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シドニーオリンピック(2000年)モデルと

当時の頂き物で気に入っているシドニーオリンピックモデル(2000年)と並べてみます。これらはいずれも金属ケースの「IRONY(アイロニー)」というシリーズです。しかしケースの素材は、ステンレス(奥)とアルミニウム(手前)の違いがあります。

ほぼ似た形状のケースでも金属の種類を変えることで、ステンレスは「研磨したツヤ面とヘアーライン仕上げの鈍い輝きとの対比」を表現でき、アルミニウムであれば「マットな銀に明瞭な墨文字のグラフィックを配置」と表情が大きく変化しています。(スウォッチのユーザーはこういう細かい所を楽しんでいるのだと思います。たぶん。)

またダイアル(文字盤)や指針の色で思い切り遊んでいるシドニーモデルに対して「黒板」の大人しく真面目な感じも良くて、シャツの色を選んでみたくなります。

  

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「黒板」モデルにストライプのシャツ

さすがにこの年代のモデルですと、いくら未使用新品と言ってもいつ壊れるか分かりません。けれども、幸か不幸か日本ではスウォッチの古いモデルにプレミアムな価格が付かないので気軽に買えます。一般的な時計の修理代の1/5~1/3程度と考えれば、中古スウォッチを買いつないで楽しむのも良いかと思います。

  

これは新品+樹脂ケースモデルです。↓

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