先日入手したパーマセルテープ。
フォトグラファーさん御用達のテープであることは前回お話ししたとおりです。
私も機材のキズ付き防止用に買ってみたのですが、やはり「カメラのロゴ隠し」を試してみたくなりました。
パーマセルテープによるロゴ隠しは本来、カメラに彫られた白いロゴが撮影対象に写り込まないようにするのが主な目的のようです。
今回は「フジフイルム X-E4」の本体トップ部分にあって気になっていた「FUJIFILM」のロゴを、単なる自分の好みで隠そうとしています。
カメラ系ユーチューバーの、と言うよりもユーチューバーのレジェンド:ジェットダイスケさんは、X-E4 にある「FUJIFILM」と「X-E4」の白いロゴを黒の油性ペン(!!)でクキクキと黒く塗りつぶしていました。
・・・ジェットさんのファンではありますが、さすがに私にはその勇気は無いのでパーマセルテープを貼ってみます。
まずはトップ部分の全面を覆うほどのサイズにカットして貼りました。
パーマセルテープの表面は適度なシボ(凹凸)をともなったツヤ消し加工なので、貼った本人以外はテープの存在に気がつかない感じですが、周囲に精密なパーツ類が並んでいるのに突然大きなテープが貼られているのはバランスを欠きます。こんどはロゴだけを隠す小さいテープにしてみようと思います。
むしろ明らかに違和感。いかにも「何かを隠しました」といった残念な仕上がりに。これはやめよう。
次。「どうせパーマセルテープなのだから大胆に」ということで、手でちぎったテープを雑に貼ってみました。
うーん、大型の機材ならともかく、コンパクトなX-E4にこの荒々しさは合わないか。
こんどは形状も貼る位置も少し工夫してみることに。
ロゴを隠しつつ、大きすぎず、細すぎずのサイズに事前に整えます。それとテープのカド1ヶ所を斜めにカットして、ファインダー接眼部のパーツに「寄せた」感じに。
貼る位置も考えて、トップ部左の少し斜めになっているところまでテープの端部を乗せてみました。あたかもファインダー接眼部の延長のような「ふり」をさせています。
悪くないかな。しばらくこれで行こうと思います。
こうしたメーカーのロゴや製品名って、じつは製品全体のデザインに大きく関わっています。ひととおりカタチを決めたなかで、視角上の「間延び」した部分に上手くロゴや製品名を配置するとスタイル全体がカチッと引き締まるものです。
あるいは、広くフラットな部分にロゴ等を彫ることによって、部品の「うねり」や塗装の「ムラ」を目立たなくさせる効果も期待できます。X-E4の部品や塗装は作りがとても良く、そもそも「うねり」や「ムラ」は有りませんでしたが。
X-E4に彫られているブランドロゴも製品名も、ともにバランス良く配置されていて納得はしています。ただ、上面のブランドロゴを隠すことで昔のカメラっぽい雰囲気が出るのか、確認してみたかったのです。
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ちなみに、撮影時のX-E4の位置決めにもパーマセルテープを使いました。
撮影関連用品として十分に活躍しそうなパーマセルテープ。これを「黒いマスキングテープ」だと思えば、カメラ以外の分野にも工夫して使えそうです。
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