いつのまにか、フジフイルム X-E4 の「ソフトシャッターボタン」が外れて無くなっていました。このままの状態で使おうかと思ったものの三日目で断念。結局同じものを再度購入しました。
「ソフトシャッターボタン(ソフトレリーズボタン)」とは、カメラのシャッターボタンのネジ穴にねじ込んでボタンの高さを「かさ上げ」する部品です。
この穴。本来は物理的なレリーズケーブルを装着するためのものです。いまや「デジタルカメラ」の世の中でシャッターボタンにネジ穴など空けなくてもいいのに(?)フジフイルムはカメラの趣味性を重視してのことか、ここにネジ穴を残しています。まるで「ソフトシャッターボタンを付けましょう」と言わんばかりに。
ではじっさい、X-E4にソフトシャッターボタンは必要なのか?
…私としては「YES」とお答えしたいです。
X-E4の右手側にはシャッタースピードと露出補正のダイヤルが備わっています。これらをブラインドで(=指先の感覚だけで)操作する、その最中であってもシャッターボタンの位置はつかんでおきたいのです。
もうひとつは「サムレスト」との関わりです。サムレストを装着するとソフトシャッターボタン上面の高さとの釣り合いが取れて、操作上も感覚上も具合が良いのです。
ソフトシャッターボタンがあると不用意にシャッターを切ってしまうデメリットを挙げるかたが時々居られますが、私としては「ブラインドでダイヤルを操作してからシャッターボタンを探す」よりも、常にシャッターボタンの位置が分かっているほうがうれしいです。
XVOという銘柄の製品。ただ黒いだけのボタンです。ひとつ買うと凹型と凸型、2種類のボタンがセットで入っています。私には凹型が馴染みます。
プラスチック製と思いきや、真鍮無垢材からの削り出しに黒い塗装を施した、ちゃんとしたものです。緩み止め効果のあるОリングが添付されています。
と、あくまでも使い勝手重視での採用ですが、この画像から、とことんシンプル&フラットなX-E4に、ほどよく見た目のメリハリを付けてくれるパーツであることも分かります。
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